押し目買いや戻り売りのタイミングも、いまいちよく分からないです。
それでは今回は、
押し戻りの『根拠のある判断基準』と、
押し目買いと戻り売りの鉄板『高確率に反転するクラスター』
について教えてあげよう!
私も、トレンドフォローで『待つ』ことができなくて、何度も負けトレードを繰り返してきました。
『なぜ、待てないのか?』『どこまで待てばよいのか?』を追求していくと、
あなたは必ず、以下の2つの疑問にぶちあたります。
『そもそも押し目・戻り目の定義って何?』と『押し目買い・戻り売りのタイミングはいつなのか?』
押し目買いや戻り売りと簡単に言うけど、意外と難しいんですよね。
この記事を読めば、頭の中のモヤモヤが晴れて、トレンドフォローのレバルがグッと上がります!
そこで、今回は、上級トレーダーたちは、何を根拠に押し目・戻り目と判断しているのか?
『根拠のある押し目・戻り目を判断する方法』や『高確率な押し目買い・戻り売りポイント』について詳しく解説していきます。
また、この記事では、
- 押し目・戻り目の3つの定義
- いち早く押し目・戻り目を知らせてくれるサイン
- 押し目買い・戻り売りのタイミング
- 高確率な押し目買い・戻り売りポイント!クラスター
も分りやすく解説していますので、参考にしてください。
押し目買いと戻り売りのタイミングを、判断できるようになれば、あなたは、トレンドフォローで『待つ!』ことができるようになります。
『待つ!』ことができれば、含み損(ドローダウン)が少なくなり、無駄なエントリーも激減するでしょう!
この記事が、あなたのトレードスキルの向上のお役に立てれば幸いです。
目次
押し目買い・戻り売りの判断基準を知ることで『待つ』ことができる
私は、トレンドフォローを習得しようとしたとき、押し目や戻り目まで『待つ』ことができなくて、負けトレードを繰り返しました。
『なぜ、待てないのか?』
『どこまで待てば良いのか?』
を追求していくと、必ず
『何を根拠に押し目(または戻り目)と定義しているのか?』
という疑問にぶち当たります。
この疑問を解消することで、あなたは、トレンドフォローが必ず上手くなります。
そこで、まずはじめに、押し戻りを判断できるようになると、どのようなメリットがあるのか解説していきます。
押し目買いと戻り売りのよくある失敗!高値つかみをする一番の原因
なぜ、トレンドフォローで失敗してしまうのか?
一番の原因が、『高値つかみ』です。
高値で買った通貨や銘柄が、その後、値下がりすることです。(売りの場合は、その反対)
それでは、なぜ「高値つかみ」をしてしまうのか分かりますか?
「高値つかみ」をする理由は、押し目・戻り目の定義を知らないからじゃ!
意外と知られていないけど、とても重要なことなので、ここで解説していくよ。
『高値つかみ』こそ、押し目買いと戻り売りの判断ミスでよくある失敗事例です。
まずは、下の画像をご覧ください。
赤の〇ポイントは、押しを待たずにエントリーをしたことで、高値掴みになった例です。おそらく損切りでしょう。
青の〇ポイントも、押しのタイミングが間違ったことで、深い押しに巻き込まれて含み損(ドローダウン)を抱えることになります。
なぜ、『高値つかみをしてしまうのか?』『なぜ、待てないのか?』
それは、『押し目・戻り目の定義を知らないから』です。
この、『押し目・戻り目の定義』は意外と知らない方も多いので、この記事で解説していきます。
押し目・戻り目の定義を知ればチャンスを『待つ』ことができるようになる
できるだけ、上図のような押し戻りのタイミングでエントリーをしたいですよね。
押し戻りの根拠のある判断基準を知ることで、トレンドフォローでよく言われる『待つ!』ことができるようになります。
そして、『待つ!』ことによって、トレードをかなり有利に進めることができます。
●含み損(ドローダウン)が少なくなる。
●それによって、ストレスがないトレードをすることができる。
●損小利大のトレードができるようになる。
●無駄なエントリーが無くなるので、勝率が上がる。
押し目買い・戻り売りとは
まずトレンドフォローの王道!『押し目買い』と『戻り売り』をおさらいしておきますね。
押し目買いとは
まずは、押し目買いです。
以下のチャートをご覧ください。
トレンドが発生しても、一方的に相場が進むことはありません。
トレンド中に必ず調整が入ります。
そして、
トレンド ⇒ 調整 ⇒ トレンド ⇒ 調整と波を描きながら相場は進んでいきます。
上昇トレンド中の一時的な調整のことを『押し目』と言います。
この押し目で、買いエントリーをする手法のことを『押し目買い』と言います。
この押し目で、買いエントリーする手法のことを、『押し目買い』と言います。
戻り売りとは
戻り売りは、押し目買いの反対ですね。
まずは、チャートで確認してみましょう。
下降トレンド中の一時的な調整のことを『戻り』と言います。
この戻りで、売りエントリーをする手法のことを『戻り売り』と言います。
この戻りで、売りエントリーする手法のことを、『戻り売り』と言います。
2種類の押し戻り|『浅い押し戻り』・『深い押し戻り』
『押し戻り』と簡単に言うけど結構むずかしい・・・
その理由に、『押し戻り』には、『浅い押し戻り』と『深い押し戻り』があるからです。
さきほどのチャートを使って確認してみましょう。
チャートを確認してもらうと分かると思いますが、『浅い押し目』と『深い押し目』があります。
さて、ここで問題なのが
『浅いから押しではないのか?』
『深いから押しと判断していいのか?』
おそらく迷うはずです。
なぜ、迷うのでしょうか?
そう!押し戻りの判断基準を持っていないからです。
押し戻りの判断基準は、押し戻りの深さではありません。
浅くても、押しと判断できるものもありますし、深くても押しと判断できずに、エントリーを見送ることもあります。
もしもあなたが、『押し戻りの判断基準』を持っていれば、押し戻りで迷うことはなくなります。
また、焦ることもないですし、しっかり『待つ!』ことができるようになります。
それだけではなく、エントリーができなくても、押し戻りの判断基準に一致していなければ、機会損失となげくこともなくなります。
それでは、押し戻りの根拠のある判断基準を、次の項目より解説していきます。
押し目・戻り目のタイミングを計る3つの定義
押し戻りの根拠のある判断基準を持つことで、トレンドフォローで焦ることなく『待つ!』ことができるようになります。
根拠のある『押し戻りの判断基準』には、以下の3つがあります。
- ①下位足の逆トレンドで判断する
- ②下位足の目線の切り替わりで判断する
- ③3本のMAで判断する
それでは、ひとつずつ解説していきますね。
①下位足の逆トレンドで判断する
『押し戻りの判断基準』のひとつ目は、トレンド方向に対して、下位足が逆トレンドを形成した時点で押し戻りと認識する方法です。
例えば、上昇トレンド中の押し目を待つ場合
上位足がアップトレンドであれば、下位足でダウントレンドが確認出来て、はじめて、上位足の押し目と判断します。
チャートで確認してみましょう!
上図は、先ほどから使っている4時間足の上昇トレンド中のチャートです。
[A]と[B]は浅い押し目でしたね。
さて、浅い押し目ということもあって、この[A]と[B]は押し目と判断しても良いのでしょうか?
[A]と[B]を1時間足にして拡大して確認してみましょう。
4時間足の調整[A]を、1時間足に時間足を落として確認すると、綺麗なダウントレンドが形成されていますね。
よって、調整[A]は、上位足4時間足の押し目と判断できます。
4時間足の調整[B]を、1時間足に時間足を落として確認すると、こちらも、綺麗なダウントレンドが形成されていますね。
よって、調整[B]は、上位足4時間足の押し目と判断できます。
調整[A]と[B]は、押しが浅くても、4時間足の押し目と判断できましたね。
このように、深さなど曖昧な判断方法ではなく、根拠のある押し戻りの判断基準を持つと、押し目が浅くてもしっかりトレンドに乗ることができるようになります。
②下位足の目線の切り替わりで判断する
ふたつ目の『押し戻りの判断基準』は、下位足での目線の切り替わりです。
目線の切り替わりは、[①下位足の逆トレンド]の応用版です。
目線の固定と切り替わり
目線の切り替えとは、現在、買い目線なのか?売り目線なのか?売買方向の目線を一定に固定する分析方法です。
基本的には、押し安値を割れば、売り目線。戻り高値を超えれば、買い目線で目線を固定します。
⇒ 【トレンド転換・継続サインの見極め方は押し安値と戻り高値の更新】
で分かり易く解説しています。
大切なポイントですので、押し安値と戻り高値を簡単に確認しておきます。
まずは、画像をご覧ください。
【押し安値】の定義・・・新高値を更新する起点となった直前の安値
【戻り高値】の定義・・・新安値を更新する起点となった直前の高値
押し安値を割るまでは、買い目線。押し安値を割れば、売り目線で固定していく分析方法です。
下位足の目線の切り替わりで押し戻りを判断する
さて、それでは、『押し戻りの判断基準』に戻ります。
上位足が上昇トレンド中に、下位足が押し安値を割ってきて、目線が売り目線になった時点で、『押し目』と判断します。
もう一度、画像をご覧ください。
上位足は、アップトレンド中です。
その時に下位足を確認すると、押し安値を割ってきました。
この時点で、上位足の『押し目』と判断します。
目線の切り替わりで、押し戻りを判断する場合の注意点ですが、勢いよくファーストスイングで押し安値を割ってきた場合は注意が必要です。
私の相場観ですが、経験上、深い押しになるか、上位足でもトレンド転換になる場合が多々見受けられます。
③3本のMA(移動平均線)で判断する
『押し戻りの判断基準』3つめは、MAを利用します。
本当は、先ほど解説したように、『①下位足の逆トレンドで判断する』『②下位足の目線の切り替わりで判断する』のように、下位足のプライスアクションを分析して判断したほうが、正確な押し目買いや戻り売りのタイミングを計ることができます。
しかし、それが少し面倒だという方は、MA(移動平均線)を利用しましょう!
STEP1|上位足がトレンド状態であることを確認する(パーフェクトオーダー)
上位足がトレンド状態であることを、MAで確認します。
最もポピュラーな手法がパーフェクトオーダーです。
以下の、チャートは4時間足です。
綺麗な上昇トレンドですね。
このように綺麗な上昇トレンドを形成しているときは、MAがパーフェクトオーダー状態になっています。
[上昇トレンドの場合]上から、[短期MA]⇒[中期MA]⇒[長期MA]
[下降トレンドの場合]上から、[長期MA]⇒[中期MA]⇒[短期MA]
STEP2|下位足で押し目買い・戻り売りのタイミングを計る
上位足でトレンド状態が確認できたら、下位足で、押し・戻りのタイミングを『待つ』!
MAを利用した押し・戻りのタイミングは、以下のチャートのようになります。
1時間足のチャートになります。
上昇トレンド中に押し目(一時的な調整)を付けて、再度、トレンド方向に価格が伸びていきましたね。
押し目(戻り)をつけるときのMAの順列は、以下のようになります。
[上昇トレンドの場合]上から、[中期MA]⇒[短期MA]⇒[長期MA]
[下降トレンドの場合]上から、[長期MA]⇒[短期MA]⇒[中期MA]
MAの手法については、【FX手法の王道!3本の移動平均線をMTF分析で高収益トレードにする方法】で詳しく解説しています。
ここで、再度、『押し・戻りのタイミングを計るための3つの方法』まとめておきます。
- ①下位足の逆トレンドで判断する
- ②下位足の目線の切り替わりで判断する
- ③3本のMAで判断する
先回りして押し戻りが入るタイミングを知る方法
『そろそろ、この上昇トレンドも調整入りますよー!』
このように、押し戻りのタイミングをいちはやく知る方法があれば、便利ですよね。
『はい、あります!』
ダイバージェンスです!
ダイバージェンス
オシレーター指標(オシレーター系インジケーター)の逆行現象のことです。
価格は、高値を更新して上昇しているにも関わらず、オシレーター指標は切り下げている状態。
価格は、安値を更新して下落しているのにも関わらず、オシレーター指標は切り上げている状態。
オシレーター指標は、ほとんどのインジケーターでダイバージェンスを確認することができます。
その中でも、RSIやMACDはダイバージェンスを確認しやすくて、ダイバージェンスをチェックするポピュラーなインジケーターです。
個人的にはMACDの方が見やすくて好みなので、MACDで解説していきます。
チャートを確認すると価格は、高値を更新しているのに、MACD(オシレーター)は切り下がっている。
その後、価格は下落。
チャートでは価格は、安値を更新しているのに、MACD(オシレーター)は切り上がっている。
その後、価格は上昇。
このように、ダイバージェンスは、行き過ぎた相場の一時的な調整や、トレンド転換をいち早く知らせてくれます。
ダイバージェンスは、一時的な調整やトレンド転換をいち早く知らせてくれますが、絶対的なものでもありません。
ダイバージェンスを確認しただけで、逆張りエントリーするのは控えましょう。
ダイバージェンスで押し戻りをいち早く知る方法
ダイバージェンスを利用して、いち早く押し戻りを知る方法について解説します。
STEP1|上位足の上昇トレンドを確認する
まずは、上位足で上昇トレンドを確認します。
下のチャートは、4時間足です。
綺麗な上昇トレンドですね。
それでは、赤く囲った箇所を下位足で確認してみましょう!
STEP2|下位足でダイバージェンスを見つける
赤く囲った箇所を下位足である1時間足に時間軸を落として確認してみます。
1時間足では、ダイバージェンスが確認できましたね。
その後の値動きは、1時間足では、トレンド転換してダウントレンドになりました。
『4時間足のアップトレンド中の1時間足のダウントレンド』
つまり、4時間足の押し目となるわけです。
ダイバージェンスは、押し戻りをいち早く検知してくれますが、押し戻り前に必ず出現するものではありません。
下位足でダイバージェンスが出現しなくても、押し戻りが入ることはあります。
ダイバージェンスは、絶対的なサインではないですが、行き過ぎた価格のいったんの調整やトレンド転換を示唆してくれます。
もちろん、上級トレーダーたちはこのサインを意識しています。
下位足で、ダイバージェンスを発見したら押し目買い、戻り売りのタイミングですので、しっかりとエントリーを『待ち』ましょう!
押し目買い・戻り売りのタイミングと反転ポイント
今までは、押し・戻りが入るタイミングの解説をしてきました。
最後に、押し戻りが入ってからの、『押し目買い・戻り売り』のタイミング
『押し・戻りが入ったら、どこまで待てばいいのか?』について解説していきます。
押し戻りが確認できたら、『反転する根拠のあるポイント』まで待ちましょう!
基本的な反転ポイントは、以下の4つです。
- ①サポレジ
- ②トレンドライン
- ③フィボナッチ
- ④MAなど(トレンド系インジケーター)
それでは、ひとつずつ解説していきます。
以下の、上昇トレンド中のチャートを例に『反転する根拠のあるポイント』を探っていきます。
①サポートレジスタンス
サポートレジスタンスは、反転ポイントの王道ですね。
中でも、上昇トレンド中(または下降トレンド中)のサポートレジスタンスは、今までの役目が転換する『レジサポ転換』として強く反発ポイント(押し目買い・戻り売りのポイント)として意識されます。
レジサポ転換とは、今まで、意識されていたレジスタンス(サポート)をブレイクされると、その後、サポート(レジスタンス)として機能する現象のこと。
それでは、チャートで確認してみましょう!
今まで、レジスタンスだったポイントが、サポートとして意識され押し目買いが入り反転しました。
その後、上昇トレンドが継続していきましたね。
②トレンドライン
『トレンドライン』は、名前から分かるようにトレンドが発生したときに引けるラインです。
トレンドラインも、トレンド中の押し目買い・戻り売りのタイミングとして意識されます。
しかし、正しく引かないと全く機能しないのもトレンドラインの難しさです。
正しいトレンドラインを引かないと、ただの『ご都合ライン』になってしまい、誰も意識しないので、価格が反転することはありません。
それでは、上昇トレンド中の『トレンドライン』から、押し目買いの反転ポイントを探っていきましょう。
このように、トレンドラインが押し目買いのポイントとして意識されることがあります。
この例は、やりすぎってくらい綺麗にはまってますね。
アップトレンドが発生したら取り合えず『トレンドライン』を引いてみましょう。
③フィボナッチリトレースメント
『フィボナッチリトレースメント』も反転ポイントを分析する先行指標の代表格です。
黄金比率[38.2%] と[61.8%]は最も意識されます。
[50%]も半値戻しとして意識されます。
それでは、フィボナッチリトレースメントを利用して、押し目買いのポイントを探っていきましょう。
フィボナッチリトレースメントの数値が見えるように、チャートを拡大してみました。
フィボナッチリトレースメントの[50%]や[38.2%]で綺麗に押し目買いが入っていますね。
④MAなど(トレンド系インジケーター)
MA(移動平均線)などのトレンド系インジケーターも、押し目買いや戻り売りのポイントとして意識されます。
MA以外にも一目均衡表の雲、ボリンジャーバンド1σや2σなど色々ありますが、今回は、MAで解説を進めていきますね。
MA(移動平均線)と言えば、『グランビルの法則』。
この『グランビルの法則』があることで、MAが、押し目買い・戻り売りのポイントとして意識されています。
しかし、MAに関しては、あまり妄信的にならずに、ひとつの目安として利用するのがおススメです。
目安とは、タイミングを計るくらいの気持ちで利用するという意味です。
それでは、MAを利用して、押し目買いのポイントを探っていきましょう。
以下のチャートでは、MAの期間設定[25]で表示しています。
MAタッチをきっかけに、押し目買いが入り、トレンドは継続していますね。
くどいようですが、MAは、タイミングを計る目安です。
MAにタッチしたからと言って、すぐに反転するとは限りません。
トレンド中であれば、『MAあたりで反転するかも』と思うくらいで十分です。
以上が、押し目買いと戻り売りのタイミングを計る方法でした。
超強力な押し目買い・戻り売りポイント!クラスター
押し目買いと戻り売りの解説をしてきましたが、できるだけ、高確率かつ高収益が見込めるポイントでトレードしたいですよね。
というか、上級者は、そのようなポイントしかエントリーしません。
これから解説するようなトレードを繰り返せば、トレードの成績は見違えるほど向上します。
それでは、超強力な押し目買い・戻り売りポイント!クラスターを解説していきます。
クラスターとは、反転する根拠が重複するポイントのことを言います。
反転する根拠が重なったクラスターは、強力に意識されます。
【クラスターの例】
このように、反転する根拠が1つより、2つ、3つ・・・と重複すればするほど、強力な抵抗帯になり高確率で反発します。
それでは、チャートで確認してみましょう!
[MA反発][レジサポ転換][フィボナッチ50%半値戻し][トレンドライン反発]が重複しているクラスターです。
その後の値動きは、強烈に上昇しているのが確認できますね。
理由は、簡単です。
MAを根拠に押し目買いをする人。レジサポ転換で買い注文を待っている人。フィボナッチやトレンドラインの手法を採用している人。
すべての買い注文が集中して、価格が急騰します。
これが『クラスター』です!
最低でも2つ以上のクラスターが確認できなければ、トレードを見送るべきです。
トレード機会(回数)は減りますが、無駄なエントリーを避け、高確率で、高収益が見込めるトレードを繰り返すことが、利益を残せる正しいトレードです。
まとめ
最後に、押し目買いと戻り売りのポイントをまとめておきます。
【押し目買いや戻り売りを極めるために知っておくべきこと】
- 押しや戻りの判断基準を持つ
- 押し戻りは、下位足のトレンド転換で判断する
- 押し戻りは、深さとは関係ない
【押し目買いと戻り売りのタイミングを計る】
- レジサポ転換
- トレンドライン
- フィボナッチリトレースメント
- MA(移動平均線)などのトレンド系インジケーター
【押し目買いと戻り売りのお約束】
必ず2つ以上の『クラスター』を待つこと!
具体的でめっちゃわかりやすいですね
説得力もあり参考になりました