GMMAトレード手法!基本的な使い方から強力なFX戦略まで解説

『GMMAの基本的な使い方から応用的な使い方までマスターしたい』

『GMMAを使ったFX戦略や手法を学習したい』

『FXで安定した収益を得たい』

もしかすると、GMMAとの出会いであなたのFX人生に大きな影響を与えるかもしれません。

GMMAは、EMAを複数表示させて視覚的にトレンドを分析しやすくしたテクニカル指標です。

国内だけでなく、海外でも人気のインジケーターになります。

あなたも、GMMAが気になり学習されているはずです。

この記事では、GMMAを詳しくかつ分かりやすく解説しています。

この記事で学べること
  • GMMAの設定方法
  • 知っておきたいGMMAの正しい見方と使い方
  • GMMAと効果的な他のインジケーターの組み合わせ方
  • 勝率を上げるためのGMMAを活用したFX戦略と手法
  • GMMA手法の驚愕の検証結果と改善
  • 完全マスター!GMMAに適した相場のチェックリスト

GMMAをマスターすることで、トレンドの把握や押し目買い、戻り売りのタイミングが手に取るように分かるようになります。

他の手法やインジケーターと組み合わせることで、勝率が格段に上がります。

この記事があなたのトレードレベルの向上のお役に立てれば幸いです。

目次

GMMAトレード手法入門

GMMAトレード手法の基本的な使い方

GMMAは、多くの移動平均線を組み合わせることで市場のトレンドを視覚的に捉えることができるインジケーターです。

トレンドの強さや転換点をより精度高く分析するために使用されます。

特に、短期と長期の移動平均線を使い分けることで、トレーダーは様々な市場状況に対応したトレード戦略を立てることができます。

このセクションでは、その基本概念と、利用するための準備について解説しますね。

GMMAとは:基本概念と移動平均線の重要性

GMMA(Guppy Multi Moving Average・複合型移動平均線)は、オーストラリアの株式トレーダーでありアナリストでもあるダリル・ガッピー氏が考案しました。

「ジーエムエムエー」と読むのが一般的ですが、「ガンマ」と呼ばれることもあります。

GMMAは12本の指数平滑移動平均線(EMA)で構成され、短期グループと長期グループに分かれています。

各グループの傾きや位置関係、形状を確認することで、トレンドの方向や強さ、継続や転換、トレードタイミングを把握できます。

単一の移動平均線を使うよりも偽シグナルが少なく、精度の高いトレードが可能になります。

GMMAを構成する各EMAは、価格の変動を滑らかにし、トレンドの方向性を視覚的に把握するための重要な指標です。

特にEMAは直近の価格変動に対する感度が高く、迅速なトレンドの変化を捉えるのに適しています。

GMMAを活用することで、トレーダーは中長期のトレンドを的確に把握し、順張り戦略を効果的に実行できます。

短期移動平均線と長期移動平均線の役割は、以下のようになります。

  • 短期移動平均線: 市場の短期的な動向を示します。
  • 長期移動平均線: 長期的なトレンドを示します。

短期と長期の移動平均線が交差するポイントが、トレンドの転換点として注目されます。

これらを使いこなすことで、より精度の高いトレード戦略が立てられます。

GMMAの基本設定とMT4/MT5での導入方法

GMMAの基本設定

GMMAの基本設定

GMMAは、短期のトレーダーの動きを示す6本の短期EMAと、長期の投資家の動きを示す6本の長期EMAに分けられます。

EMAの役割期間設定
短期EMA3日、5日、8日、10日、12日、15日
長期EMA30日、35日、40日、45日、50日、60日
※GMMAに用いられるEMAの期間

短期線はグリーンまたはブルー、長期線はレッドで表示されることが多く、視覚的にトレンドの方向性や強弱を分かりやすくしています。

短期GMMAは市場の短期間における価格推移を反映し、短期的なトレンドや逆転の可能性を見極めるために使用されます。

一方、長期GMMAは市場全体の長期的なトレンドの強さや方向性を判断するために用いられます。

この二つのグループを組み合わせることで、トレーダーは市場の全体像を把握しやすくなり、より精度の高いトレードが可能になります。

オリジナルのGMMAは12本のEMAのみを表示しますが、現在の取引レートを確認するためにはローソク足を表示する方が分かりやすいでしょう。

インジケーターの入手

GMMAはMT4/MT5とも標準装備されていません。

GMMAのインジケーターは数多く公開されていますが、今回使用するものの他にも色々ありますのでお気に入りものを見つけてダウンロードしてください。

今回は、MT4/MT5のインジケーターなどを扱うコミュニティの「MQL5」

(https://www.mql5.com/)

から無料のインジケーターを取得します。

MT4用の「Guppy Multiple Moving Averages」というインジケーターをダウンロードします。

MT4の無料ダウンロード方法からインストール・デモ・リアル口座まで日本語ですべて解説

MT4/5でGMMAを使う方法

今回は、ダウンロードしたインジケーターをMT4に追加する方法を説明しますね。

MT4で『Guppy Multiple Moving Averages』をインストールするには、次の手順を行います。

MT4MT5でGMMAを使う方法①

『Guppy Multiple Moving Averages』のインストール手順
  1. MT4の「ファイル」メニューを選択する。
  2. 「データフォルダを開く」を選択する。
  3. 「MQL4」フォルダを開く。
  4. 「indicators」フォルダに進む。
  5. ダウンロードしたインジケーターファイルを「indicators」フォルダにコピーします。
  6. MT4を再起動して、インジケーターを認識させます。

これで、インジケーターが使用可能になります。


それでは、実際にチャートに表示させていきます。

表示のさせ方は、以下の手順です。

MT4MT5でGMMAを使う方法②

再起動後、MT4で『Guppy Multiple Moving Averages』を表示するには、次の手順を行います。

チャートに表示させる手順
  1. 「挿入」メニューを選択します。
  2. 「インジケーター」から「カスタム」を選びます。
  3. ダウンロードしたインジケーターがリストに表示されるので、選択します。
  4. 設定ウインドウが表示されたら、「OK」をクリックします。

これで、GMMAがチャートに表示されます。

GMMが表示されたチャートは以下のようになります。

MT4MT5でGMMAを使う方法③

 特にパラメーターの数値設定で変更すべき点はありません。

GMMAの見方:6つのポイント

GMMAを構成する多数の移動平均線は、基本的に短期と長期に分けて観察します。

これにより、市場の短期的な変動と長期的なトレンドの両方を把握することができます。

ここで説明したGMMAの見方や分析のポイントを理解することで、GMMAを完全に使いこなし、より精度の高いトレードが可能になります。

それでは、GMMAを効果的に使うためのポイントを分かりやすく解説していきますね。

GMMAの2つのグループの役割

先ほどご紹介した短期と長期の各EMAグループには、それぞれ以下の役割があります。

G1(短期束): グリーンまたはブルーの短期EMAで構成され、短期的な相場の変動を判断するのに使用します。これは投機筋や個人投資家の動きを示します。

G2(長期束): レッドの長期EMAで構成され、長期的なトレンドの強さを測るために使用します。これは機関投資家の動きを示します。

投機は短期的な利益を狙う取引で、リスクが高く迅速な判断と頻繁な売買が特徴です。
一方、投資は長期的な視点で資産を増やすことを目的とし、リスクが低く安定したリターンを期待します。

GMMAの分析では、各グループ内のEMAの位置関係よりも、グループ同士の位置関係や形状、方向を重視して中長期のトレンドを判断します。

GMMAの見方の6つのポイント

GMMAの見方は、次の6つのポイントに注目して分析します。

このセクションで説明する見方・分析の視点を活用できるようになれば、GMMAは相場分析において非常に有力なツールとなりますので、繰り返し読んでマスターしましょう。

GMMAの見方の6つのポイント

(1) G2の各EMAがある程度傾き、きれいに並んで間隔がほぼ同じ状態を維持して推移している間は、安定したトレンドが発生

G2の各EMAがある程度の傾きを持ち、きれいに並んで間隔がほぼ同じ状態を維持して推移している場合、安定したトレンドが発生していると判断できます。

つまり、G2内のEMAが平行に傾いて動いていると、トレンドが安定していることを示します。

さらに、G2だけでなくG1も間隔が広ければ、トレンドが強力であることを示します。

このような状態では、トレードの信頼性が高まります。

G1(短期束),G2(長期束)

(2) G1だけが大きく広がり始めているときは、短期トレンドに変化が生じ始めている

(2) G1が大きく広がり始めているときは、短期トレンドに変化が生じ始めている可能性があります。

G1内のEMAの間隔が広がり始めると、短期トレンドに変化が生じるサインです。

これがトレンド転換につながることもありますので、注意深く観察しましょう。


GMMAの見方の6つのポイント②

(3) G1またはG2において収束が生じている場合は、各グループに対応する期間でレンジ相場が発生している可能性

(3) G1またはG2で収束が生じている場合、それぞれのグループに対応する期間でレンジ相場が発生している可能性があります。

各束内のEMAが収束すると、価格動向が小さくなり、そのレベルで価格が均衡していることを示します。

これは、相場が一時的に停滞し、方向性が不明瞭な状態を意味します。

(4)G1、G2が離れている場合(特に12本それぞれのEMAの間隔が広く)、トレンドが強くなっている

(4) G1とG2が離れている場合、特に12本のEMAそれぞれの間隔が広いとき、トレンドが強くなっていることを示します。

各束の距離が離れていると、それぞれの束が示す価格の差が大きくなっているため、価格変動が大きくなり、トレンドが強まっていることが分かります。

また、各束内の6本それぞれのEMAの間隔が広ければトレンドが強く、狭ければトレンドが弱いことを示します。

勢いが強いときは、12本の間隔が広く、それぞれの位置がはっきりと見えます。

(5) G1がG2に近づいたり交わり始めたりすると、押し目買い・戻り売りのチャンス

(5) G1がG2に近づいたり交わり始めたりすると、押し目買いや戻り売りのチャンスが訪れます。

これらの状態は、トレンド中の一時的な価格の調整とみなせます。

ただし、G1がG2を突き抜けたりねじれたりすると、トレンド転換の可能性があります。

一定の条件でクロスする場合、エントリーの絶好のタイミングとなります。

このタイミングを見逃さないように注意しましょう。


GMMAの見方の6つのポイント③

(6) 2つの束が同時に収束する場合は、短期だけでなく中長期トレンドが変化する可能性

(6) 2つの束が同時に収束する場合、短期だけでなく中長期のトレンドが変化する可能性があります。

この状態は、狭い値幅のレンジ相場が生じ、価格の動きが小さくなっていることを示します。

これは次の大きな変化に向けてエネルギーを貯めている準備期間とも考えられます。

大きな価格変化が近い可能性が高いです。

GMMAの具体的なトレード方法:「はね返し」のタイミングをみる

GMMAを使えば、G1とG2の位置関係や形状から、相場がレンジ相場か上昇トレンドか下降トレンドかを判断し、トレンドの強弱やトレンド転換の兆候を見極めることができます。

このセクションでは、G1がG2に「はね返された」場合の押し目買いや戻り売りを狙うGMMAの基本的なトレード方法を解説します。

特に、上昇トレンドでの押し目買いを狙うシナリオを中心に説明していきますね。

GMMAの具体的なトレード方法

「押し目買い」は、上昇トレンド中に一時的な価格の下落ポイントを狙って買うエントリー手法です。

下降トレンド中の「戻り売り」についてはここでは省略します。

ここでは、GMMAを活用した押し目買いの目安について解説します。

GMMAの押し目買い戦略
  1. 上昇トレンドの確認: G1(短期線)がG2(長期線)の上にあり、EMAが順序正しく並んで右肩上がりに推移している状態を確認します。
    G1とG2の間隔が広がりつつあるのが理想です。
    これにより、上昇トレンドが継続中であることがわかります。
  2. 価格の下落を待つ: 価格が下落し、G1がG2と交差、タッチ、または近接するのを待ちます。
    ローソク足がG1にタッチまたは交差したり、G1がねじれたりする場合も押し目形成のタイミングと考えられます。
  3. だまし回避方法: このタイミングでエントリーしても良いですが、価格が再度上昇し始めるのを待ちます。
    G1がG2に「はね返され」始めるのを確認し、再度短期線が整然と並びEMAの間隔が広がるのを待ったり、ローソク足が確定し直近高値を更新するタイミングでエントリーすることで、ダマシを減らすことができます。

以上がGMMAを使った押し目買いの基本的な戦略です。

上昇トレンドを見逃さず、適切なタイミングでエントリーすることで、より精度の高いトレードが可能になります。

トレンドフォロー戦略:長期と短期MAの解釈

GMMAを使ってトレンドフォロー戦略を考える場合、長期と短期の移動平均線(MA)の解釈が非常に重要になります。

G1がG2の上にあり、さらにG1のMA同士の間隔が広がっている場合、強い上昇トレンドと見なせます。

この配置は、相場が継続的に上昇することを示唆します。

一方、G1がG2に近づいたり交差したりすると、押し目買いのチャンスであると同時に、トレンドが弱まりつつある可能性もあります。

この場合は、特に慎重に相場の動きを観察する必要があります。

エグジットのタイミングの見極め方

エグジットのタイミングには、様々な目安があります。

  • 利益確定: 一定期間上昇した後、下降し始めた際にローソク足またはG1がG2にタッチした時が利益確定の目安です。
  • 損切りライン: エントリーの際にG1がG2にタッチしたポイントや、直近安値の少し下に設定します。

これらの目安を活用して、適切なエグジットを行いましょう。

GMMA分析の応用

GMMAの基本的な見方や使い方を理解したので、次はその応用について学びましょう。

GMMAは、トレンドの強弱や転換点を判断するのに非常に有効です。

ここでは、具体的なトレード手法として、ゴールデンクロスとデッドクロスの活用方法や、相場状況の識別について詳しく解説していきますね。

転換点の把握:GMMAのデッドクロスとゴールデンクロスの活用

転換点の把握:GMMAのデッドクロスとゴールデンクロスの活用

GMMAのゴールデンクロスでの買い

GMMAを利用したトレード手法の一つに、ゴールデンクロスを活用した買いがあります。

ゴールデンクロスとは、短期線が長期線を下から上に抜ける現象を指し、これが発生すると相場は上昇傾向にあるため、買いのサインと見なされます。

この手法は、短期的な転換点を捉えるだけでなく、長期的なトレンドの押し目や戻りを狙うことも可能です。

先に説明した「はね返り」の手法でのエントリーポイントとも重複しますが、さらに限定された方法と言えます。

例えば、G1(短期線)がG2(長期線)を下から上に抜けるゴールデンクロスが発生した際(上のチャートの①)、このタイミングで買いエントリーを行います。

GMMAのデッドクロスでの売り

下降トレンドを狙った売りエントリーには、デッドクロスを利用します。

デッドクロスとは、短期線が長期線を上から下に抜ける現象です。デッドクロスが発生すると相場は下降傾向にあるため、売りのサインと見なされます。

例えば、G1(短期線)がG2(長期線)を上から下に抜けるタイミングで売りエントリーを行います。

これは相場が下降する兆候を示すため、トレードの機会として活用できます(上のチャートの②)。

相場状況の把握:トレンドとレンジ市場の識別

相場状況の把握:トレンドとレンジ市場の識別

GMMAを利用する際の注意点として、レンジ相場では効果的に機能しにくいことがあります。

レンジ相場では、12本の線が収束しやすく、相場の方向性を読み取るのが難しくなります。

そのため、GMMAを使用してレンジ相場とトレンド相場を区別し、レンジ相場でのトレードを避けることが重要です。

具体的には、G1とG2の両方が横ばいで幅が狭い状態がレンジ相場を示します。

レンジ相場中は、新たにG1とG2の間にねじれやクロスが出現してもダマシとなる可能性があるので、すぐにエントリーせず動向を見守りましょう。

直近の高値・安値のブレイクを確認してからエントリーすることが推奨されます。

GMMAを活用した高度なFX戦略

次に、GMMAを用いた高度な戦略でトレードの精度を向上させましょう。

このセクションでは、GMMAを使ったマルチタイムフレーム分析や他のテクニカル指標との組み合わせ方法について詳しく解説します。

これにより、複雑な市場状況にも対応できる柔軟なトレード戦略を構築することが可能です。

それでは、GMMAをさらに効果的に活用するための方法を解説していきますね。

マルチタイムフレーム分析でのGMMAの適用

マルチタイムフレーム分析でのGMMAの適用

マルチタイムフレーム(MTF)分析とは

マルチタイムフレーム(MTF)分析とは、異なる時間枠を同時に分析する手法です。

この手法は、短期的なトレンドと長期的なトレンドの両方を捉えることで、総合的な判断が可能になります。

例えば、短期チャートでの価格の動きを確認しながら、長期足チャートや中期足チャートも分析します。

これにより、トレードの方向性を正確に捉えつつ、エントリーとエグジットのタイミングを最適化することができます。

環境認識とマルチタイムフレーム分析

GMMAを使ったMTF分析

GMMAを駆使してトレードしたいという場合、GMMAを使用したMTF分析を行うことが可能です。

例えば、下位足(15分足)と上位足(4時間足)の両方でGMMAを使用する次のような方法があります。

それでは、次のチャートをご覧ください。

GMMAを使ったMTF分析

まず、4時間足のGMMAで中長期相場の下降トレンドを確認します。

上のチャートでは、4時間足のG1(短期束)がG2(長期束)の下に位置し、下降トレンド中であることがわかります。

次に、15分足のGMMAを用いてエントリーのタイミングを見ます。

上のチャートではデッドクロスで売りエントリーしています。

チャートを切り替えながら分析するのは煩雑ですが、MT4/MT5の無料GMMAインジケーター「keys₋MTF₋GMMAex.4」を使うと、キーボードワンタッチでGMMA表示のオンオフができ、視認性が向上します。

これは、ローソク足に重なって見づらくなる普通のGMMAインジケーターの欠点を補います。

MTF分析を行わない場合でも、必要に応じてGMMA表示を簡単に切り替えられるのは便利です。

GMMAと他のテクニカル指標との組み合わせ:RCI

次に、GMMAと他のテクニカル手法を組み合わせてみましょう。

ここではオシレーターのRCIを使った手法を説明します。

RCI(順位相関指数)とは相場の過熱感を判断するテクニカル指標です。

日付と価格それぞれに順位をつけ両者にどれだけ相関関係があるのかを重視しています。

RCIシグナルの基本的な見方と使い方、高確率3本手法を解説しています。

RCIの重要ポイント

RCIの重要ポイント

RCIの見方

RCIはレンジ内での買われ過ぎや売られ過ぎを判断するために使用されます。

  • 買われ過ぎ: RCIの値が+0.8(80%)を超えると判断
  • 売られ過ぎ: RCIの値が-0.8(-80%)を下回ると判断

RCIの利点

RCIは一定期間内の価格を順位付けし、順位と日付の相関を基に相場の過熱感を判断します。

  • 時間の概念: 価格変動に対する相場の過熱を見極める
  • 順位評価: 期間内の価格順位を評価するため、RSIよりもシグナルが多い

RCIとRSIの違い
  • RCI: 価格変動の順位に基づく
  • RSI: 価格の上昇と下降の強さを比較

RCIは通常、RSIよりもシグナルが多く、RCIは0.8以上で買われ過ぎ、-0.8以下で売られ過ぎを示します。

GMMAとRCIを組み合わせたトレード手法

それでは、RCIの特徴を理解して頂いたので、GMMAとRCIを組み合わせたトレード手法を解説していきますね。

次のチャートをご覧ください。

GMMAとRCIを組み合わせたトレード手法

以下、手法の手順です。

GMMAでトレンドを把握する

  • G2(長期束)で主要なトレンドの方向を確認します。
    G2が横ばいの場合、その時点でエントリーは見送りましょう。

G1(短期束)で売買タイミングを判断する

  • G2に角度がついている場合、G1を見て売買のタイミングを判断します。
    具体的なタイミングについては、はね返りやクロスを参照します。

RCIをエントリートリガーとして使用する

  • G2が角度を持ち、G1がG2に近接して交差し始めたときはチャンスです。
  • 上昇トレンドの場合、RCIが-0.8(-80%)から脱出するタイミングでエントリーします。
    逆に、+0.8(+80%)から脱出する場合はエントリーを控えます。

ポイント

  • G2の方向にのみエントリーし、長期トレンドに逆らわないようにします。
  • 上昇トレンドではRCIが-0.8から脱出するタイミングでエントリーし、逆の場合は控えます。
  • エントリーのタイミングは「はね返り」手法よりも早めです。RCIによって反転する可能性が担保されるからです。

手法の検証と決済戦略

GMMAを用いたトレード手法を実践する前に、その有効性を検証することが重要です。

このセクションでは、実際のトレードデータを用いてGMMA手法について簡易なバックテストを行い、その結果を分析します。

また、その結果により決済の戦略についても考え、どのようにリスクを管理しながらトレードを閉じるかを探ります。

実際のトレードデータによるGMMA手法の検証結果

先に紹介したGMMAの手法を使って簡単な検証を行ってみました。

MTF分析を用いつつ現在足で「はね返り」のタイミングでエントリーする手法です。

GMMA手法の具体的なルール

GMMA手法の具体的なルール

この検証で用いた詳細なトレードルールは以下の通りです。

裁量的な判断を排除し、ルールを単純化しています。

まずは、チャート設定と買いエントリー条件です。

  1. チャート設定
    • 1時間足チャートに1時間足と4時間足のGMMAを表示する。
  2. 買いエントリー条件
    • 4時間足のGMMAでG1がG2の上にある。
    • 1時間足のG1とG2が4時間足のG2より上にあり、G1が同じ位置にある場合も可。
    • 1時間足のG1がG2にタッチして上抜けするか、下抜けした後ゴールデンクロスする時点でエントリー。この時、G1の束内の全てのEMAがG2の束内のEMAを上に抜けていることが必要。

なお、「はね返り」手法での近接のみのエントリーは、主観判断が入るため今回の検証では除外しています。

次に、決済ルールです。

GMMA手法の具体的なルール②

  • 損切り位置:
    • 損切り位置は直近の最安値よりやや下に設定します。最安値はローソク足の実体部分の下限を基本としますが、複数回下髭が出ている場合はそれも考慮に入れます(裁量)。
  • 利益確定位置:
    • 利益確定の位置は、損切り位置をもとにリスクリワード比を1:1に設定します。
  • 複数ポジションの保有:
    • 複数のポジションの保有を認めます。つまり、あるポジションがまだ決済されていない状態で新たなエントリーポジションを持つことが可能です。

このルールを守ることで、リスク管理を徹底し、トレードの精度を高めることができます。

検証の結果 

検証の結果 

期間:2023年6月1日~12月31日の6か月間

検証項目検証結果
エントリー回数46回
勝敗30勝16敗
勝率65.2%

このような結果になりました。

リスクリワード比が1:1だったので、少しだけ物足りない気がしますが十分な結果が得られました。

GMMAトレード手法の改善ポイントと最適化

この検証では主観的な判断を避け、機械的なトレードを重視しました。

しかし、裁量的な判断を加えることで改善できるポイントが多数あります。

基本的に改善できるポイントは以下の通りです。

  1. エントリータイミングの最適化:
    • 市場のボラティリティや他のテクニカル指標を考慮し、エントリーのタイミングを微調整します。
  2. 損切り位置の調整:
    • 市場の動きに応じて柔軟に損切り位置を設定し、リスク管理を強化します。
  3. 利益確定の戦略:
    • 一定のリスクリワード比に加え、トレイリングストップを活用することで、利益を最大化します。

これらの改善ポイントを実践することで、GMMAトレード手法の精度と効果をさらに向上させることができます。

さて、次に、検証結果をもとに改善できる点をピックアップしてみました。

次のチャートをご覧ください。

GMMAトレード手法の改善ポイントと最適化

特に改善した方が良い点は以下のようになります。

  1. レンジ相場の判断
    • 上のチャートでは5連敗しています。
      G1とG2が横ばいで幅が狭く、特にG1が波打っている状態がレンジ相場を示していましたが、リアルタイムでの判断は難しいです。
      改善策として、GMMAの傾きやG2の収束、G1の動きをより詳細に観察し、考慮することが挙げられます。
  2. エントリーチャンスの見逃し
    • 上昇トレンドから下降トレンドに転換した際、4時間足のG2が条件を満たしていないためエントリーできなかった場面がありました。
      MTF分析は大きな失敗を防ぐ反面、大きなチャンスを逃すこともあります。GMMAのトレードスタイルを習熟した段階で、別の短期トレード手法を組み合わせると良いでしょう。

総じて、裁量的判断を行うことで改善できる点がいくつか見られました。

ただし、異なる相場では裁量的判断がリスクを増やす可能性もあります。

導入前に十分な検証が必要です。

失敗を防ぐ:GMMAトレードでの決済のタイミング

検証では、初動から期待方向に逆行するケースは少なかったものの、1時間足のトレードでは損切りラインとなる前回安値が深すぎることが多く見られました。

これはゴールデンクロスやデッドクロスでのエントリーが遅れるためです。

その結果、利益確定ラインが遠くなり、相場の勢いが失速しやすく、損切りに会うことが多くなります。

改善策
  1. リスクリワード比の柔軟な対応:
    • 相場の勢いを見極め、目標値に到達する前に利益確定や少額の損切りを行う。
      例として、1時間足でのG2タッチやG1の下抜けが参考になります。
  2. 損切り位置の調整:
    • 下位足の直近安値を損切り位置として取り入れ、深すぎる損切りを回避します。
      ただし、これにより獲得可能な利益が小さくなる可能性があるため、リスクリワード比を調整します。

これらの対応策を取り入れることで、トレードの精度を高め、リスク管理を強化することができます。

無料で利用できるGMMAリソース

このセクションでは、便利で使い勝手の良いMT4/MT5用のGMMAインジケーターやその他の取引アプリについて紹介します。

なお、Trading ViewでもGMMAはもちろん使用可能です。

調べてみるとTradingViewにも様々な多機能のコミュニティスクリプトがあります。

MT4の無料ダウンロード方法からインストール・デモ・リアル口座まで日本語ですべて解説

無料GMMAインジケーターとアプリの紹介

MMT4/MT5用のインジケーター

ここでは記事に出てきた2つのインジケーターをまとめておきます。

GMMAインジケーターは、MT4およびMT5には標準で搭載されていません。

自分でネット上からダウンロードする必要があります。

  • 「MQL5」コミュニティサイト:
    • 無料のGMMAインジケーターがいくつかあります。
    • シンプルで使いやすい「Guppy Multiple Moving Averages」などがあります。
    • ダウンロードリンク: MQL5

keys₋MTF₋GMMAex.4

  • 細かい設定変更が可能で、MTF(マルチタイムフレーム)分析にも適しています。
  • キーボードワンタッチでGMMA表示のオンオフが可能です。
  • ダウンロードリンク: FXキーストン

国内FX業者の取引アプリ

多くの国内FX会社が提供する取引ツールアプリでは、GMMAを表示できます。

直接トレードを行うには各社の取引口座が必要です。

代表的なものを以下に紹介します。

  • ヒロセ通商(LION FX): アプリとブラウザでGMMAチャート対応、22種類のテクニカル指標と15種類の足種、4分割チャート表示やパラメーター設定が可能。
  • FXブロードネット: 14種類のテクニカル指標と15種類の足種、アプリ内蔵のSMA版とEMA版のGMMAを搭載。
  • 外為どっとコム: 23種類のテクニカル指標と13種類の足種、4分割チャート表示とパラメーター設定が可能。

これらのアプリは、GMMAチャートを視覚的に分析しやすく、特に初心者にも人気があります。詳細は各公式サイトをご覧ください。

ただし、上記の国内口座の場合、自社チャートに依存しているためカスタマイズすることができません。よって、MT4・MT5を利用することをおすすめします。

無料教材で学ぶGMMAの基本と応用

Amazonの「Kindle Unlimited」を利用すれば、陳満咲杜氏の著書「FX最強チャート GMMAの真実」を無料で読むことができます(現時点で)。

この本は、GMMAに関する日本初の解説書として評価が高く、GMMAを使用する人にとって非常に参考になる内容が含まれています。

トレードサンプルの豊富な解説が特徴で、GMMAの具体的な活用方法について詳しく説明されています。

Kindle Unlimitedは初月無料体験が可能で、頻繁にキャンペーンも行われていますので、興味があればこれを活用してみてください。

スマホでGMMAを活用する方法

スマホ版のMT4/MT5では、外部からカスタムインジケーターを導入して使用することはできません。

スマホ版のMT4/MT5ではGMMAは装備されていないので、Trading Viewや主に国内FX会社の取引アプリを使う必要があります。

MT4/MT5アプリでGMMAを表示させる場合は、次のような手順が必要です。

スマホ版のMT4/MT5でGMMAを表示する方法

スマホ版のMT4/MT5でGMMAを表示する方法

以下の説明の番号は、上の画像の番号に対応しています。

  1. チャート上部中央のインジケーターアイコンをタップします。
  2. 「メインチャート」の右のf⊕をタップ(「インディケータウィンドウ1」などがあれば、その中のf⊕をタップしてもOK)。
  3. 「トレンド」から「Moving Average」をタップ。
  4. パラメータと色を調整します。
    • 期間:
      • 短期: 3、5、8、10、12、15
      • 長期: 30、35、40、45、50、60
    • メソッド: 「平滑化」(EMA)
    • スタイル: 色をお好みに(一般的に短期束のEMAはグリーンかブルー、長期束のEMAはレッド)。
  5. 右上の「保存」をタップします。
  6. この作業を合計12本分繰り返して完成です。

FXとGMMA:相性と最適な市場環境の特定

GMMAは、特定の市場条件下で特に有効に機能するトレード手法です。

このセクションでは、GMMAが最も効果を発揮する市場環境や条件について詳しく説明します。

これにより、トレーダーはGMMAの利点を最大限に活かし、トレード戦略を最適化することができます。

GMMAで特に有効なFX市場条件

GMMAは特定の市場条件下で特に効果を発揮します。

以下に、その条件について詳しく説明します。

  1. 明確なトレンドが存在する市場
    • 一方向の強いトレンド(上昇または下降)が継続的に続いている場合。
    • G1(短期束)がG2(長期束)と明確に分離している場合。
  2. 高ボラティリティの市場
    • 価格変動が大きく、トレンドが明確に現れる。
    • 大きな経済イベントやニュースリリース時にボラティリティが急増。
  3. 主要取引時間帯
    • ロンドン市場オープン時(16時~[冬は17時~])。
    • ニューヨーク市場オープン時(22時30分~[冬は23時30分~])。
  4. 特定の通貨ペア
    • 流動性が高い通貨ペア(例:EUR/USD、USD/JPY、GBP/USD)。
    • ボラティリティが高い通貨ペア(例:GBP/JPY、GBP/AUD)。
    • トレンドがはっきりしている時期の通貨ペア。
  5. 安定した市場環境
    • 政治的・経済的に安定している国の通貨。
    • 長期的な経済成長が安定している国の通貨。

GMMAは短期トレードでも有効ですが、長期相場の方がダマシが少なく、より適しています。

これらの条件を考慮して、GMMAを最大限に活用し、トレード戦略を最適化してください。

市場環境の変化に対応するGMMAの調整方法

GMMAの期間設定は、他のインジケーターと異なり変更することはまれですが、市場の状況やトレーダーの取引スタイルに応じて調整することも可能です。

標準的には、短期群は3日から15日、長期群は30日から60日を用いますが、これをカスタマイズすることで、トレンド分析をより効果的に行うことができます。

GMMAの期間設定のカスタマイズ

  • 短期トレンドを捉えるために短期群の期間を短くする。
  • 長期視点で市場を分析するために長期群の期間を延長する。

重要なのは、期間がトレード戦略や市場の特性に適していることです。

視覚的な問題と解決策

  • GMMAの12本の線が密集し見づらくなることがある。
  • 解決策:
    • 短期線と長期線の色や太さを区別する。
    • 移動平均線を減らしすぎないようにする。
    • ワンタッチで表示をオンオフできるインジケーター(例:「keys₋MTF₋GMMAex.4」)を使用する。

GMMAを最適に利用するためには、期間設定や表示方法を工夫し、自分のトレードスタイルに合った使い方を見つけることが重要です。

GMMAの強みを最大限に活かすためのチェックリスト

以下のチェックリストを参考に、GMMAの見方・用法や相性の良いFX相場を確認しましょう。

チェックリスト

☐ G1(短期束)がG2(長期束)の上にあり、右肩上がりで推移している場合に使用する
☐ G1とG2の間隔が広がっている状況を確認する
☐ トレンドが明確で継続している市場で使用する
☐ G1がG2と明確に分離している状況を確認する
☐ ボラティリティが高まる時間帯に使用する
☐ 流動性が高いメジャー通貨ペア(EUR/USD、USD/JPY、GBP/USDなど)で使用する
☐ ボラティリティが高いGBP/JPY、GBP/AUDなどの通貨ペアで活用する
☐ トレンドがはっきりしている時期の通貨ペアで使用する
☐ 短期相場よりも中長期の相場で活用する方が相性が良い

GMMAは強力なツールですが、適切な市場環境と条件下で使用することが重要です。

このチェックリストを活用して、GMMAの長所を最大限に生かしてください。

GMMAを上手に活用すれば、FXトレードで大きな成功を収める可能性が高まります。

この記事があなたのトレードレベルの向上のお役に立てれば幸いです。

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