本格的にトレードしていく前に、トレード戦略を立てなければいけません。
戦略と言っても、実はトレーダーによって全く違うトレーディングをしているんです。
戦略は相場の状況によって異なります。つまり、相場と戦略はセット!
今回は、いったいどんな相場が存在して、どんなトレードをしているのか?勝率や利益率が上がってしまう意外と知られていない相場とは?を解説していきます。
FXで勝つ為の第一歩は相場戦略を知る事
私がなかなかトレードで勝てるようになれなかった一番の原因は、あの有名なFX病。その名も『ポジポジ病』・・・
すべてがトレードチャンスに見えちゃう難病ですね・・・(笑)
ポジポジ病になってしう原因のひとつに相場戦略がないことがあげられます。
トレードの話をしていると、6つの相場戦略を意外と知らないトレーダーも多いように感じるので、あなたが遠回りしないように確認していきますね。
まず、相場(価格)は波を描きながら、上がったり下がったり、規則的なようで不規則に価格が進んでいきます。
その中で、チャートに描かれた規則的な動きやパターンをテクニカル分析でチャンスを見つけ、トレードしていくのがFXです。
しかし、現在、どのような相場で、どこを獲ろうと(利益にしようと)しているのか?が分からなければ話になりません。
相場が違えば戦略が違います。使う手法も使用するインジケーターも違ってきます。
だから、ひとつの手法だけでは絶対に勝つ事ができないんです。
まずは、6つの相場と戦略を知りましょう。
最もメジャーな2つの相場【トレンドフォロー】と【レンジトレード】
【トレンド相場|トレンドフォロー】
『トレンドはフレンド』という名言がある程、トレンドフォローは『王道中の王道』です。
トレンド状態とは一方向に相場が強く動き始めた状態を言います。
動き出した大きなトレンドと同じ方向に向けてポジションをとる事で、大きな利益を狙いにいくトレード手法です。
【レンジ相場|レンジトレード】
よくFXの世界では、2割トレンド相場で、8割レンジ相場と言われます。
相場のほとんどがレンジ相場ということです。
レンジ相場とはトレンドがない相場、つまり方向感がなく一定の値幅を行ったり来たりしている相場の状態を言います。
レンジ上限で売り、レンジ下限で買いでエントリーする手法がレンジトレードです。
8割レンジ相場ならレンジトレードの方が、たくさんチャンスがあっていいんじゃないの?
実は、半分正解で半分嘘です。
半分正解なので、レンジトレードもチャレンジして習得する必要があります。
しかし、問題は半分嘘の理由なんです。
それこそが、意外と知られていない残り4つの相場戦略です。
FXで意外と知られていない4つの相場と戦略
上級者のトレーダーはトレンドとレンジ以外にも見ている相場と戦略があります。
トレンド相場とレンジ相場以外に以下の4つの相場戦略があるんです。
あくまで上級者向けなので無理にトレードする必要はありませんが、知っておく必要はあります。
この4つの相場をしるだけでもチャートの見え方は随分と変わってくるんじゃないかと思います。
【ブレイクアウト】
レンジ相場を抜けたポイントでトレードする手法
【リバーサル】
強い抵抗帯(レジサポ)で逆張りのエントリー
【押し相場、戻し相場】
行き過ぎた相場の押しや戻りを獲っていく手法。
以上がトレード出来る相場と戦略でした。
あれ?もうひとつは?
そう、これもとても大切な相場状態と戦略。
それは、
【よく分からない相場】です!
見送りトレード、ノートレード(これもレベルの高いトレード手法のひとつです)
何それ?って思うかもしれませんが、初心者の方はエントリーしたい気持ちが強すぎて、どれかの相場に無理に当てはめてしまい負けてしまうんです。
よく分からない相場が分かり始めたら、勝率や利益率が急速に上がることでしょう。
まとめ
①レンジ相場
②ブレイクアウト
③トレンド相場
④リバーサル
⑤押し相場
⑥それ以外は良くわからない相場
無理してトレードしなくても、この6つの相場状態を知っておくだけでチャートの見え方が変わってきます。
あとは、自分の手法と照らし合わせて、狙い通りの相場状態であればエントリー、よく分からない相場状態であればノーエントリー。
トレードってその繰り返しだけです。
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