『プライスアクションをもっと深く知りたい!』
『ローソク足を利用したトレードを学習したい!』
もし、あなたが少しでもローソク足やプライスアクションに興味をお持ちであれば、近い未来、あなたはFXで利益を残していくことでしょう!
事実、私も『プライスアクションとローソク足』との出会いでトレードレベルが劇的に向上し、かつ相場をシンプルに捉えれるようになりました。
プライスアクションとは、欧米でも非常にメジャーな価格の動きに注目した分析手法です。
この記事を読めば、なぜプロがローソク足を利用したプライスアクションに注目するのかが分かります。
それだけではなく、この記事では、トレードで使えるローソク足パターン7選をピックアップして紹介しています。
プライスアクションは、環境認識で使えるのはもちろんですが、どのような手法でも応用できるのが特徴です。
つまり、プライスアクションを習得するということは、環境認識の精度も高まり、かつあなたがお持ちの手法もパワーアップするということになります。
この記事があなたのトレードレベルの向上のお役に立てれば幸いです。
【1万人以上が学んだ特設サイト】
プロが一貫して共通しているスキルとは?
3人のプロに教わって瞬く間に成長した学びのすべてを無料ダウンロードできる特典サイト
(※超便利なFXツールとインジケータープレゼント)
目次
ローソク足のプライスアクションとは?
『プライスアクションって何なの?どういう意味なの?』
始めてこの言葉と出逢う方は、横文字ということもあって少し身構えてしまうかもしれません。
しかし、意味はとてもシンプル。
プライス(Price)=価格
アクション(Action)=動き
つまり、プライスアクションとは『値動き』という意味なんです。
『相場のことは相場に聞け』という投資の格言がありますが、まさに、この格言の通り、『相場のことは、値動きに聞け』ということなんです。
間違っても、相場のことは「インジケーターに聞け!」でも「EAに聞け!」でもありません。
『プライスアクション』分析とは値動きの中にある特徴やパターンを分析することで、価格がどちらに動くのかを高い確率で知ることができる分析方法のことです。
『プライスアクション』に少し興味が湧いてきましたか?
それでは、なぜ『ローソク足を利用したプライスアクション』をプロが注目するのか?を次の項目で解説していきますね。
プロがローソク足のプライスアクションに注目する理由
プライスアクションは、世界中のプロトレーダーたちが注目しています。
断言できます!
なぜならプライスアクションは『値動き』そのものだからです。
はい、当たり前ですよね・・・しかし、あなたは、今まで『値動き』に注目していたでしょうか?
しかし、みんなは、今まで『値動き』に注目していたかね?
なぜ『値動き』に注目する必要性があるのか?なぜ、プライスアクションが機能するのか?
プライスアクションをプロが意識している理由を4つ紹介しよう!
もしかすると、これが、勝てるトレーダーとの差なのかもしれない。
それでは、プライスアクションに注目しなければいけない理由、また、プライスアクションが機能する理由を解説していきますね。
ローソク足は世界中の共通分析
『プライスアクション』が機能する最大の理由は、先ほど伝えた通り、『値動き』そのものだからです。
もう少し、詳しく解説していきます。
値動きを分かり易くビジュアル化してくれたものは、『ローソク足』ですよね。
1本の中に、始値・終値・高値・安値など、一定期間の値動きが記されています。
欧米では、バーチャートなども利用されていますが、バーチャートも同様に(始値・終値・高値・安値)が記されています。
つまり、世界中のほぼすべてのトレーダーが目にしているもの。それが、『値動き』ということなんです。
インジケーターやEA、分析方法や手法は、トレーダーによって十人十色です。
しかし、ローソク足とバーチャート、ビジュアルは違えど、得ている情報(始値・終値・高値・安値)は同じです。
つまり、この4つの価格(始値・終値・高値・安値)を世界中のトレーダーが見ているということは、(始値・終値・高値・安値)は、非常に意味があるということになります。
価格×時間×市場心理(プライスアクション)
相場の本質は『価格』『時間』『市場心理』この3つで構成されています。
少し、難しく聞こえるかもしれませんが、分かり易く解説していきます。
とても大切な内容ですので、じっくり読みすすめてください。
価格の推移は、なぜ起こるのか?
それは、時間が経つからなんです。
今日の価格、明日の価格、あさっての価格と、時間によって価格が変動していきまよね。
相場を構成しているのは、『価格』だけだと思っている人も多いかと思いますが違います。
『価格の縦軸』と『時間の横軸』で価格の推移があるんです。
移動平均線をチャートに表示する目的は時間を計るためなんですよ!
さて、もうひとつの『市場心理』。
この『市場心理』こそが、プライスアクションなんです。
難しそうですが、簡単です。
価格は、焦りや不安、欲で動いてます。
その大衆の焦りや不安、欲が手に取るように分かればよくないですか?
はい!分かります!
ローソク足のプライスアクションパターンでね!
ということで、プライスアクションパターンは、大衆心理をチャート上に表現してくれるので、次の方向性を予測するうえで非常に便利な分析になります。
最速でシグナルを点灯してくれる
プライスアクションのローソク足パターンは、最速でシグナルを点灯してくれます。
インジケーターを利用した、分析方法や手法を否定するつもりはありません。
私も、参考にしています。
FXをはじめて間もないころ、よく上級者の使うこの『参考にしています』の意味が分かりませんでした。
「もっと分かり易く具体的に教えて欲しいですよね・・・」
これは、言い換えると、『私はインジケーターを参考にしてるけど、それ以上にプライスアクションやダウ理論を重視してますよ!』ってことです。
少なくとも私はそうです。
特に、エントリーのトリガーは、プライスアクションが最も正確で早いです。
チャートで確認してみましょう。
以下の画像は、MACDとプライスアクションをエントリートリガーにした場合のタイミングの差です。
全くタイミングが違いますね。
プライスアクションを使うことで、正確に素早くエントリーすることが可能になります。
FXでは酒田五法ではなくプライスアクション分析である理由
最後にFXをするうえで酒田五法ではなく、プライスアクションである理由を解説しておきます。
ご存知の方も多いと思いますが、「三法」「三空」「明けの明星」などで有名な日本発信の『酒田五法』という罫線(ローソク足)分析があります。
なぜ、FXでは酒田五法ではなく、プライスアクション分析なのか?
理由は2つあります。
ひとつ目は、日本で生まれた分析方法なので日本では有名だが、世界ではそれほど知られていないことが理由です。
日本株など、日本人が多く取引する市場では通用するかもしれませんが、FXは違います。
ロンドン市場とニューヨーク市場が大きく相場を変動させています。
よって、国内発信の分析方法より、欧米発信の分析方法を採用した方が効果的だということです。
欧米発信の分析方法の中でもプライスアクション分析は、欧米投資家が非常に重要視している分析方法であることが、ひとつ目の理由になります。
ふたつ目は、酒田五法は、株や先物取引に適した分析方法であることが理由です。
「三空」など、窓が空かないと成立しないパターンが多く、酒田五法はパターンが多く複雑です。
しかし、欧米のプライスアクションは、「高値・安値の更新力」をより重要視した分析方法で、値動きをシンプルに定義付けされているので世界基準で用いられている。
以上が、ふたつ目の理由です。
最後に、プロトレーダーがプライスアクションに注目する理由をまとめておきますね。
・『市場心理』をプライスアクションで確認できる。
・インジケーターより素早く正確にエントリーシグナルを点灯してくれる。
・欧米投資家が非常に重要視している分析方法である。
プライスアクションをマスターするにはローソク足を理解するべし
プライスアクションを使いこなすために、必要な知識があります!
ローソク足です。
それでは、ヒゲと実体には、プライスアクション的にどのような意味があるか分かるかな?
ローソク足の4本値(高値・安値・始値・終値)は分かっても、ヒゲと実体の意味が分からなければ、プライスアクション分析を本当の意味で活用することはできません。
ローソク足は、4本値(高値・安値・始値・終値)をビジュアル的に分かり易く表現している世界的に有名な罫線です。
しかし、ローソク足は、ビジュアル的に『何が?』分かり易いから人気なのでしょうか?
それは、『市場心理』です。
1本(一定期間)のローソク足で、私たちでも市場心理を手に取るように感じることができるんです。
以下の画像をご覧ください。
上図のように、実体とヒゲには投資家の心理が隠されています。
実体とヒゲの役割を理解して、正しくローソク足を分析する方法については、以下の内容を参考にして下さい。
・ヒゲは焦りと不安の痕跡
・ローソク足を使ったマルチタイムフレーム分析
・ブレイクはどちらで判断するの?ヒゲ?それとも終値?
・ローソク足でトレンドと持ち合いを見分ける方法
以上の内容は
[ローソク足の見方を知るだけでプロ並みの分析ができる]で詳しく解説しています。
それでは、次の項目から具体的に数あるローソク足のプライスアクションの中から、私が実際に利用しているローソク足シグナル7選をご紹介していきます。
ローソク足の最強プライスアクション|トレンド系シグナル2選
まずは、ローソク足プライスアクションでトレンドを分析するシグナル2選を紹介します。
どんな教材を購入しても、どんな手法を使っていても、トレード初心者の方が、不安になる要因・・・
それは、『トレード方向が決まっていない』もしくは、『トレード方向に自信が持てない』ことです。
ローソク足プライスアクション分析ができるようになると、相場の勢いやトレンド、持ち合いなどを簡単に判断することができるようになります。
トレンドが分かれば心が決まる!トレードに迷いがなくなります!
さて、プライスアクションでトレンド状態を確認する方法ですが、
・スラストを確認する
・スラストアップ、スラストダウン
・ランウェイアップ、ランウェイダウン
など、いくつかあります。
まずは、以下の画像をご覧ください。
プライスアクション分析で『スラスト』という形状があります。日本語で『グイグイ押す』という意味です。グイグイ価格が上昇・下降しているときのプライスアクションパターンのひとつです。3×3MA(3MAを3期間未来にずらしたMA)に触れないローソク足の塊を確認できれば、スラスト状態です。そのスラストの形状を確認したら、スラストが示す方向に逆らわずにトレードしていけばよいということになります。
《スラストアップとスラストダウン》
【スラストアップの定義】
当日の終値が前日の高値を更新している。
【スラストダウンの定義】
当日の終値が前日の安値を更新している。
スラストアップ・スラストダウンを確認して、次の日の戦略を決定していきます。
《ランウェイアップ・ダウンの定義》
【ランウェイアップ】
当日の高値が過去N日間の最高値より高い
当日の安値が未来N日間の最安値より低い
【ランウェイダウン】
当日の安値が過去N日間の最安値より低い
当日の高値が未来N日間の最安値より高い
『ランウェイ』の出現は、市場のトレンドや価格のモメンタムの強さと継続を示す強いシグナルになります。
ローソク足を注意して見なければ分からなかったことも、たった数本のローソク足を注視するだけで、精度の高い分析をすることができるんです。
ここで、ローソク足プライスアクション最強シグナル2選(トレンド系)をいったんまとめておきますね。
②スラストアップ・スラストダウン
詳しい内容は、以下の記事にまとめてあります。
・スラスト
・スラストアップ、スラストダウン
・ランウェイアップ、ランウェイダウン
上記のプライスアクションの詳しい解説
・トレンド系プライスアクション分析から戦略を立てる方法
以上の内容は
[ローソク足でトレンド分析!勝率を上げるデイトレードの売買戦略]で詳しく解説しています。
ローソク足の最強プライスアクション|反転系シグナル5選
次にプライスアクションでもっとも精度が高く、勝率が高いローソク足の反転系シグナルを5つ厳選して紹介します。
このローソク足パターンは、実際、私も利用しているローソク足を使ったプライスアクションパターンです。
エントリーのトリガーとして活用すると、損小利大のトレードを可能にしてくれる最強パターンです。
ローソク足の最強プライスアクション③④|インサイドバーとアウトサイドバー
インサイドバーとアウトサイドバーは、私が最も注目しているローソク足のプライスアクションパターンです。
おそらく、私だけでなく、世界中のトレーダーがローソク足の反転シグナルとして注目しているはずです。
インサイドバーとアウトサイドバーは、構造上、持ち合い離れでのエントリーになるので、エントリーポイントを間違えなければ、かなり高い確率でエントリー方向へ勢いよく値を伸ばしてくれます。
ですので、エントリーポイントでインサイドバーとアウトサイドバーの出現を見逃さないようにしましょう!
酒田五法で紹介されている包み足とは定義付けが違うので注意してください。
・インサイドバーの定義
・アウトサイドバーの定義
・インサイドバーとアウトサイドバーのエントリー方法
・複数足のインサイドバーとアウトサイドバー
以上の内容は
[インサイドバーとアウトサイドバーを完全攻略!プロは絶対見逃さないローソク足の反転サイン!]で詳しく解説しています。
ローソク足の最強プライスアクション⑤⑥|ピンバーと2バーリバーサル
最も強烈な反転ローソク足シグナルが、皆さんご存知『ピンバー』です。
ピノキオ(Pinocchio)の長いお鼻のようにヒゲの長いローソク足ですね。
さて、『ピンバー』以外に『強いローソク足反転シグナルはありますか?』
『はい!あります!』
それが、『2バーリバーサル』です。
ピンバーを分解すると2バーリバーサルになります。
この『ピンバー』と『2バーリバーサル』は、反転系ローソク足のエースですので、かなり使えます!
・ピンバーと2バーリバーサルの定義
・インジケーターとピンバーの組み合わせ
・ピンバーのエントリー方法
・ピンバーを使った手法
・ピンバーの注意点
以上の内容は
[FXでかなり使えるピンバー手法!強力なローソク足反転サインの定義とは]で詳しく解説しています。
ローソク足の最強プライスアクション⑦|エンゴルフィンバー
最強プライスアクションパターンの紹介の最後に、『エンゴルフィンバー』を紹介します。
『エンゴルフィンバー』は、あまり聞きなれない方も多いかと思います。
簡単に説明すると、実体部分が陰線から陽線へ転換し、かつ反対方向に実体が更新してローソク足を閉じる「包み足の一種」です。
(※正確には一般的に解説されている包み足の定義とは異なります。)
個人的には、上記で解説してきたインサイドバー・アウトサイドバー・ピンバー・2バーリバーサルよりダマシが多く精度が低い感じがします。
しかし、形の綺麗なエンゴルフィンバーは、かなりワークしてくれます。
また、エンゴルフィンバーは、数あるプライスアクションの中でも、非常にメジャーなローソク足パターンですので、トレーダーに人気のあるプライスアクションです。
・エンゴルフィンバーの定義
・ワークする高確率なエンゴルフィンバーとは?
・エンゴルフィンバーのエントリー方法
・エンゴルフィンバーと手法の融合
・エンゴルフィンバーとアウトサイドバーの違い
以上の内容は
[エンゴルフィンバーを完全理解!プライスアクションを利用した最速エントリー方法]で詳しく解説しています。
MT4プライスアクションインジケーター[Candle-Priceaction]
- 正確なローソク足プライスアクションを検知するのでミスが減ります。
- プライスアクションを判断する上で、曖昧な裁量部分を排除できます。
- 正確な検証をすることができるようになります。
- 検証時間がかなり短縮されます。
- メール機能でプライスアクションの確認という手間が省けます。
『Candle-Priceaction』は、あなたが、ローソク足のプライスアクションを重要視するトレーダーであれば、間違いなく「待ち望んでいたMT4インジケーター」です。
このインジケーターは私の手法の一部です。
- 5種類のローソク足プライスアクションを正確に検知
- ピンバーの独自フィルター機能でカスタマイズが可能
- 必要なプライスアクションのみ選択できる
- プライスアクション別にローソク足の色を変更
- プライスアクション別に記号を表示
- メール・アラート機能装備
- リペイントはしません
簡単な機能だけでこれだけあります。
詳しくは【プライスアクショントレーダーが待ち望んでいたMT4インジゲーター】で図解入りで解説しています。
ローソク足のプライスアクションシグナルの総まとめ
以上が、私が推薦するローソク足のプライスアクションシグナルです。
最後に、プライスアクションのすべてをまとめておきますね。
プライス=価格
アクション=動き
プライスアクション分析とは=『値動き』を重視した分析方法
・『市場心理』をプライスアクションで確認できる。
・インジケーターより素早く正確にエントリーシグナルを点灯してくれる。
・欧米投資家が非常に重要視している分析方法である。
②スラストアップ、スラストダウン
(ランウェイアップ、ランウェイダウン)
④アウトサイドバー(Outside Bar)
⑤ピンバー(Pin Bar)
⑥2バーリバーサル(2Bar Reversal)
⑦エンゴルフィンバー(Engulfing Bar)
あなたのお持ちの手法が、どのような手法だったとしても、必ずこのプライスアクションは役に立ちます。
是非、あなたの手法のエントリーポイントから、今まで解説してきた7つの最強ローソク足パターンを見つけてみてください。
高い確率で、このプライスアクションが出現しているはずです。
いつも掲載ありがとうございます。
エイク様の記事で初めて知る内容が多く大変勉強になります。
エントリーに関する記事は多く拝見するのですが、決済(損切)についてはどんな考え方でしょうか?
決済の仕方が一番難しいと感じております。
トレンドの終焉を確認してからとか、
反転のプライスアクションを確認してからとか、
予めきめた目標価格(リスクリワードを考慮した)にて決済とか
指定した時間で決済とか
色々あるかと思います。
エントリー判断との相対的な判断になるのかもと思いますが、ご教授願えないでしょうか?
一旦決めたルールがあっても、決済後更に伸びたりすると、そこを取る判断方法はないものかと考えてしまいます。
宜しくお願い致します。