
「MT4の水平線を、ぴったり指定した価格に置きたい」
「線を短くしたい、同じ角度でコピーしたい、不要な線だけ消したい」
ここでは、パソコン版MT4のライン操作を、画面の画像に沿って解説します。
スマホ版・MT5とはメニューや操作が異なるため、この記事ではWindows版MT4を前提に進めます。
確認できる操作は、次のとおりです。
- 基本的な各種ラインの使い方
- ラインの色や太さの編集方法
- 背景としての意味
- トレンドラインの長さの調整
- ラインの便利な削除方法
- 長さの調整された水平線の引き方
基本操作から、分析の時短に役立つ使い方まで順番に見ていきましょう。
指定価格の横線は「水平線」、長さを限定した横線は「トレンドライン」で作ります。
短い水平線の作り方はお問い合わせが多かったため、後半で詳しく紹介しています。
MT4のラインの編集に慣れると、分析の時短になるだけではなく、チャートも見やすい綺麗なチャートにすることができます。
この記事が、あなたのMT4ライフのお役に立てれば幸いです。
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で、関連する操作を確認できます。
| やりたいこと | 使う機能・操作 |
|---|---|
| 価格を指定して横線を引く | 水平線のプロパティ→パラメーター→価格 |
| 横線を短くする | トレンドラインで延長を外し、始点・終点を同じ価格にする |
| 色・太さを変える | ラインのプロパティ→全般→スタイル |
| 同じ角度でコピーする | 選択後、Ctrlを押しながら中央の印をドラッグ |
| 不要な線をまとめて消す | Ctrl+Bで一覧を開き、削除対象を選ぶ |
| 直前の削除を戻す | Ctrl+Z(削除の取り消し) |
MT4の基本的なライン|垂直線・水平線・トレンドライン・チャネルライン
相場分析で非常によく使うラインは、
垂直線・水平線・トレンドライン・チャネルラインの4つのラインになります。
まずは、この4種類の役割を押さえておきましょう。
まずは、全てのラインを画像で確認してみましょう。

MT4でのラインの引き方
さて、それではさっそくラインを引いてみましょう!
ラインの引き方もとても簡単です。

①基本的には各種ラインのアイコンを使えば素早くラインを引くことができます。

水平線・垂直線は、アイコンを選んでチャート上の置きたい位置をクリックします。
トレンドラインは、始点から終点までドラッグして引きます。
また、
②メニューバーにある【挿入】⇒【ライン】からも選択出来ます。
チャネルは【挿入】のチャネル項目から選べます。
メニュー名は表示言語やバージョンで異なる場合があります。
MT4の水平線を指定した価格に設定する方法
「150.000の位置に横線を置きたい」ときは、マウスで微調整するよりも数値入力が便利です。
①水平線を引き、ダブルクリックして選択します。
②線上で右クリックし、水平線のプロパティを開きます。
③【パラメーター】の【価格】に数値を入力し、【OK】を押します。
これで指定した価格に水平線が置かれます。
線を選びにくい場合は、【Ctrl+B】で一覧を開き、対象の水平線を選んで【編集】から設定してください。
※「150.000」は入力方法を説明するための例です。
MT4で各種ラインの色や太さを変更する方法
MT4のラインの色や太さを変更する利点
MT4では、ラインの色・線の種類・太さを変更できます。
なぜ、ラインの色や太さを変更する必要があるのか?
時間足や用途ごとに色と太さを決めておくと、何を基準に引いた線か見分けやすくなります。

このチャートを4時間足に切り替えてみましょう!

全て赤色のラインだったら、何が重要で、どの規模の時間足のラインなのかよく分からないですよね。
日足と4時間足のラインを色分けすると、上位足の線と直近の線を区別しやすくなります。
MT4のラインの色や太さを変更する方法
それでは、MT4でのラインの色や太さの変更方法を解説していきます。
変更したいラインをダブルクリックして選択します。
「シングルクリックで選択」の設定を有効にしている場合は、1回のクリックで選べます。
選択されると、画像のように線上に小さな印が表示されます。

これが選択された状態です。
さらに、ライン上で右クリックすると、

画像のようなメニューが表示されるので、【Trendlineプロパティ】を選択して下さい。

【全般】タブの【スタイル】で、色・線種・太さを変更し、【OK】で確定します。
MT4で『背景としての表示』の意味
MT4でラインなどの設定画面で『背景としての表示』のチェック欄が出てきますが、一体どんな意味があるのか?
画像で確認すると分かり易いです。

違いが分かったでしょうか?
「背景として表示」は、オブジェクトをチャートの背面に描く設定です。
チェックを入れると、ラインを背景側に表示します。
ローソク足などと重なる場所の見え方を確認して、読みやすい方を選びましょう。
チャート側の「チャートを前面に表示」など、別の設定も重なり方に影響します。
インジケーター同士の表示順を、このチェックだけで自由に並べ替える機能ではありません。
MT4のトレンドラインを短くする方法
トレンドラインは、【ラインの延長】が有効になっていると、終点の先まで表示されます。
短い区間だけに線を残したい場合は、この延長設定を外します。
例えば、直近の高値・安値だけを結んで見たいときに便利です。
そんな時に、トレンドラインの長さを調整する方法があるので紹介しますね。
①長さを調節したいトレンドラインをダブルクリックで選択
②右クリックで【メニュー画面】⇒【Trendlineプロパティ】を選択して下さい。
するとトレンドラインのメニュー画面が表示されるので
③【パラメーター】⇒【ラインの延長☑を外す】とトレンドラインが始点と終点の限られた長さのラインに変更されます。

④ラインの先端部分をクリックしたままマウスを動かすと自由にラインの長さを調節する事が出来ます。
⑤ラインの中央部分をクリックしたままマウスを動かすとラインを好きな場所に移動する事が出来ます。
MT4のラインをまとめて削除する方法
MT4のラインの基本的な削除方法

画像のように削除したいラインをダブルクリックで選択して右クリックするとメニューが表示されますが、基本的な削除方法は以下の3つです。
- 【削除】現在クリックした選択状態のラインだけ削除されます。
- 【全ての矢印類を削除】チャート上の全ての矢印類が削除されます。
- 【選択したすべてを削除】ダブルクリックで選択されたチャート上の全てのライン等が削除されます。
MT4のラインをまとめて削除する方法
例えば、チャート上にたくさんのラインが引かれていて、すべてを一発で削除したい時ってありますよね。
そんな時に、いちいちひとつずつラインを選択していると時間がかかってしまいます。
まとめて削除する方法と、最後に描いたものから順に削除する方法を分けて覚えましょう。
例えば、画像のようにたくさんラインが引かれたチャートで全てのラインを消したい場合。

①チャート上で【Ctrl+B】を押すか、右クリックメニューから【表示中のライン等】を開きます。

②すると表示中のライン等リストが出てきます。

③一覧の中をクリックしてから【Ctrl+A】で全項目を選び、対象を確認して【削除】を押します。
一覧にはライン以外の文字や図形も含まれるため、残したいものがある場合は全選択しないでください。
私がよく使うもうひとつの方法は、最後に描いた線から順に取り消す操作です。
チャートを選んで【Backspace】を押すと、最後に追加したオブジェクトを削除できます。
押すたびに順に削除されるため、消える対象を確認しながら使いましょう。
誤って削除した直後は、【Ctrl+Z】または【削除の取り消し】で戻せます。
MT4でラインを複製(コピー)する方法
MT4でトレンドラインを複製して移動するとチャネルラインを引くことが出来ます。
相場分析していると、レンジやチャネルラインを引く時に同じ角度でラインを複製(コピー)したい時が多々あります。
トレンドラインをコピーすると、元の線と平行な線を作れます。
長さを限定したチャネルを見たいときにも便利ですよ。

①複製(コピー)したいラインをダブルクリックして選択状態にしてください。
②【Ctrl】キーを押したまま、トレンドライン中央の印を左ボタンでつかみます。
③そのまま移動し、マウスボタンを離してから【Ctrl】を離します。
端の印をつかむと角度が変わるため、コピーするときは中央の印を使いましょう。
MT4で短い水平線を引く方法
標準の水平線はチャートの左右に伸びるため、そのままでは長さを限定できません。
そんなときに利用するのが、実はトレンドラインなんです。
まずは、長さの調整された完成図から確認してみましょう。

それでは、上図のような長さの調整された水平線はどのように引くのか解説していきます。

短い横線は、トレンドラインの始点と終点を同じ価格にして作ります。
追加のインジケーターを入れなくても、標準機能だけで設定できます。
①アイコンよりトレンドラインを選択してください。
②チャート上に適当にトレンドラインを引いてダブルクリック(選択状態)にします。
トレンドライン上で[右クリック]>[Trendlineプロパティ]>[パラメーター]を選択してください。
③ラインの延長のチェックを外します。
④【価格】の2つの欄に、同じ数値を入力します。
始点と終点の価格をそろえると、線が水平になります。
⑤編集が終われば、[OK]ボタンをクリック。
すると、画像のような任意の長さの水平線の出来上がりです。
同じ線を増やす場合は、先ほどの【Ctrl+中央の印をドラッグ】でコピーできます。
長さを変えた後に傾いてしまった場合は、2つの価格が同じか確認してください。
で、関連する操作を確認できます。
MT4の線がずれる・選択できない・消せないとき
| 困った状態 | 最初に確認すること |
|---|---|
| 端がローソク足に吸い付く | ツール→オプション→ライン等(Objects)のマグネット感度を確認。0にすると吸着を無効化できる |
| ドラッグすると角度が変わる | 端の印ではなく中央の印を動かす。短い横線は始点・終点の価格を再確認 |
| クリックしても選べない | シングルクリック選択の設定を確認。難しければCtrl+Bの一覧から対象を選ぶ |
| 時間足を変えると見えなくなる | ラインのプロパティ→表示選択で、その時間足が対象か確認 |
| 線が一覧に見つからない | 一覧の「すべて表示」を確認。インジケーターが描く線の場合は、その設定も確認 |
選択したままの線は、うっかり触って位置を動かしてしまうことがあります。
位置を決めた後は選択を解除し、必要な価格に置けているか確認しておきましょう。
参考:MetaQuotes公式ヘルプ Graphical Objects / Objectsの設定 / オブジェクト一覧。
まとめ|ライン操作を覚えて分析をスムーズに
ラインの操作を覚えると、チャート上の情報を整理しやすくなります。
そんな毎日の相場分析で、ラインを引いたり削除したりカスタマイズしたりを短縮出来るのは、MT4の強みのひとつですね。
私は分析に(トレード自体に)時間をかけたくないタイプですので、ライン引きの短縮機能はとても重宝しています。
このラインの操作も慣れればとても簡単ですので、MT4であなたもラインマスターになって下さい!























