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MT4のトレード履歴をExcelで集計|トレードノートの使い方と取り込み手順

MT4のトレード履歴をExcelで集計|トレードノートの使い方と取り込み手順

「MT4のトレード履歴をExcelに取り込んで、まとめて振り返りたい!」

そんな方に向けて、MT4の口座履歴を保存し、専用のExcelトレードノートへ貼り付ける方法を解説します。

基本の流れは、口座履歴をHTMLレポートで保存する→Excelへ貼り付けて集計する、の2STEPです。

取引日時や損益を一件ずつ入力する手間を減らせるので、記録が面倒で続かなかった方にも取り組みやすい方法です。

私も、トレードノートを続けようとして何度も挫折しました。

だからこそ、数字の入力はツールに任せて、「なぜ入ったのか?」「何を直したいのか?」を考える時間に使ってほしいと思っています。

ここではWindows版MT4と、掲載画像のMT4専用Excelテンプレートを使った手順を紹介します。

B5セルや集計ボタンの位置は、このテンプレート固有のものです。

MT4のトレード履歴をExcelに取り込むと何ができる?

専用テンプレートは、MT4の口座履歴をもとにトレード成績を集計するためのシートです。

MT4トレードノートおすすめテンプレート1

掲載例では、口座履歴を貼り付け、[集計結果に追加]を押すと、次のような集計結果を確認できます。

MT4専用トレードノートExcelテンプレート

項目 確認できること
利益合計・損失合計・損益 利益になった取引、損失になった取引、それらを合わせた結果
利益・損失トレード回数、勝率 どのくらいの割合で利益になったか
平均利益・平均損失、ペイオフレシオ 1回あたりの利益と損失のバランス
プロフィットファクター(PF) 総損失に対する総利益の比率

ただし、履歴から分かる数字と、自分の判断の良し悪しは別です。

エントリーの根拠、見送りの理由、ルールを守れたかまでは、口座履歴だけでは分かりません。

数字を自動集計したあとに、チャートと判断メモを合わせて振り返りましょう。

手入力の記録項目や振り返り方は、FXトレードノートのExcelテンプレートと書き方も参考にしてください。

集計結果で確認したい3つの指標

まず見るのは、勝率・ペイオフレシオ・プロフィットファクターの3つです。

指標 計算の考え方 読み方
勝率 利益トレード回数 ÷ 総トレード回数 × 100 勝率だけでなく、平均利益と平均損失も合わせて見る
ペイオフレシオ 平均利益額 ÷ 平均損失額の絶対値 1より大きいと平均利益が平均損失を上回り、1なら同額
プロフィットファクター(PF) 総利益額 ÷ 総損失額の絶対値 1より大きいと、その集計期間では総利益が総損失を上回る

損失額がマイナスで表示される場合は、マイナスを外した金額(絶対値)を分母に使います。

例えば、総利益が12万円、総損失が-10万円なら、PFは12万円÷10万円=1.2です。

PFの分母は「総損失額」であり、「総損益額」ではありません。

PFが1なら総利益と総損失が同額で、1未満なら総損失のほうが大きい状態です。

これは集計した過去の結果であり、今後も利益が出ることを保証する数値ではありません。

負けトレードがなく総損失が0の場合は、通常の割り算ではPFを計算できません。

取引回数が少ないと、一度の大きな利益や損失で数値が大きく変わることもあります。

「勝率が高いから大丈夫!」と決めつけず、同じ損益・コストの基準で、取引回数とチャートの内容も確認してください。

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準備|MT4の口座履歴と専用Excelテンプレートを用意する

用意するのは、振り返りたい取引履歴があるWindows版MT4と、本記事で紹介している専用Excelテンプレートです。

記録のために、新たに取引をする必要はありません。

元のテンプレートを残し、作業用のコピーを作ってから始めると、取り込みをやり直しやすくなります。

画面の配置やボタン名は、MT4の表示言語や配布ファイルの版によって異なる場合があります。

基本操作を確認したい方は、MT4の使い方を参照してください。

MT4の導入から確認する方は、MT4のダウンロード方法も参考にしてください。

STEP1|MT4の口座履歴を保存してコピーする

①[口座履歴]を開き、集計したい期間を選ぶ

トレードノートFX①

MT4下部の[ターミナル]から[口座履歴]タブを選びます。

ターミナルが見当たらない場合は、[表示]→[ターミナル]、またはCtrl+Tで開いてください。

口座履歴の上で右クリックし、[全履歴]や[期間のカスタム設定]などから、振り返りたい期間を選びます。

期間指定は決済時刻を基準にするため、思っていた取引がないときは期間も確認しましょう。

②[レポートの保存]でHTMLファイルを保存する

トレードノートFX②

口座履歴の上で右クリックし、[レポートの保存]を選択します。

トレードノートFX③

分かりやすい保存先とファイル名を指定して、[保存]をクリックします。

画像では「Statement」という名前ですが、後から区別できるように、口座や集計期間が分かる名前にしておくと便利です。

ここで保存するのは、取引の口座履歴をまとめたHTMLレポートです。

ヒストリーセンターから出力するローソク足の価格データとは異なります。

参考:MetaQuotes公式ヘルプ「Account History」

③保存したレポートをブラウザーで開き、全体をコピーする

トレードノートFX④

保存したHTMLファイルをブラウザーで開くと、口座履歴が表で表示されます。

これはパソコンに保存したファイルを表示している状態で、公開サイトへ投稿する操作ではありません。

トレードノートFX⑤

レポートを表示したページで、Ctrl+Aを押して全選択し、Ctrl+Cでコピーします。

URL欄を選択したままだとURLをコピーしてしまうため、レポート本文をクリックしてから操作してください。

STEP2|Excelに貼り付け、集計結果を確認する

①[MT4口座履歴]シートのB5セルに貼り付ける

トレードノートMT4エクセル

専用テンプレートを開き、下部の[MT4口座履歴]シートを選択します。

掲載画像の説明にあるように、前回の貼り付けデータがある場合は、作業用コピーで[クリア]ボタンを使ってから、新しい履歴を貼り付けます。

[B5]セルをクリックし、Ctrl+Vでレポートを貼り付けてください。

B5は、このテンプレートで指定されている貼り付け開始セルです。

別のExcelシートにも同じ位置で取り込める、という意味ではありません。

②[集計結果に追加]を押す前に、貼り付け内容を確認する

トレードノートMT4エクセル2

履歴が表の各列に分かれ、取引日時・通貨ペア・損益などが元のレポートと対応していることを確認します。

問題がなければ、[集計結果に追加]をクリックしてください。

同じ履歴を繰り返し追加すると二重集計になる可能性があるため、既に集計した期間や注文番号と重なっていないか確認しましょう。

[クリア]が消す範囲と、集計結果側の履歴を消す操作は区別してください。

追加前にブックを保存しておくと、間違えたときに元の状態へ戻しやすくなります。

③[MT4集計結果]シートで、件数と損益を照合する

トレードノートMT4エクセル3

下部の[MT4集計結果]シートを選び、取り込んだ履歴の集計結果を確認します。

まずは取引件数と損益を、同じ期間のMT4レポートと照合してください。

入出金、未決済の取引、手数料・スワップの扱いが異なると、残高や損益の数字が一致しないことがあります。

MT4のProfit欄と手数料・スワップは別項目なので、テンプレートがどの金額を集計しているかを確認することが大切です。

表示された数値をそのまま信じるのではなく、最初の取り込み時に元データとの対応を確認しましょう!

MT4の履歴をExcelに取り込めないときの確認点

困っていること 最初に確認すること
必要な取引がレポートにない 口座の選択と、口座履歴の表示期間を確認する
貼り付けた表の列がずれる URLではなくレポート本文をコピーしたか、B5から貼り付けたかを確認する
集計ボタンが動かない 配布ファイルの説明、対応Excel環境、マクロの使用有無を確認する
取引件数や損益が合わない 同じ履歴の重複追加、集計期間、入出金・手数料・スワップの扱いを確認する

マクロを使用するファイルの場合、Excelの保護設定でボタンの処理が止まることがあります。

ただし、動かすためにすべてのマクロを一律で許可する設定へ変更しないでください。

配布元とファイルの内容を確認し、Microsoftの案内や配布元の説明に沿って、そのファイルの扱いを判断してください。

参考:Microsoft「Excelのマクロのセキュリティ設定」

ExcelのWeb版や別の表計算ソフトでは、貼り付けやボタン操作が同じように動くとは限りません。

配布ファイルの案内で対応環境を確認してください。

MT4専用トレードノートの無料ダウンロード方法

本記事のMT4対応トレードノートは、無料メルマガ登録特典としてご案内しています。

現在の案内は、リアルトレード20選と6大特典です。

登録ページでは、特典のひとつとしてMT4対応トレードノートが紹介されています。

受け取り方法と最新の配布内容は、リアルトレード20選&6大特典の案内ページで確認してください。

よくある質問

MT4からExcel形式のファイルを直接保存できますか?

ここで紹介する方法は、MT4の口座履歴をHTMLレポートとして保存し、ブラウザーでコピーして専用Excelシートへ貼り付ける方法です。

MT4からこのExcelテンプレートへ自動送信する仕組みではありません。

スマホ版MT4やMT5でも同じ手順ですか?

本記事はWindows版MT4を対象にしています。

スマホ版MT4やMT5について、同じメニューやレポート形式で取り込めるとは限りません。

専用テンプレートの対応環境を確認してください。

取引履歴だけでトレードノートは完成しますか?

数値の記録はできますが、エントリーや決済の理由は別に残す必要があります。

「ルール通りに入れたか?」「待つべき場面ではなかったか?」を、チャート画像と短いメモで振り返るのがおすすめです。

まとめ|入力を省き、トレードの振り返りに時間を使おう

MT4のトレード履歴は、口座履歴をHTMLで保存し、専用Excelテンプレートへ貼り付けることで、まとめて集計できます。

操作のポイントは、履歴の期間をそろえること、指定セルに貼り付けること、集計結果を元のレポートと照合することです。

大切なのは、集計すること自体ではなく、自分の判断を見直すことです。

数字を確認したら、良かった判断と改善したい判断を一つずつ書き出してみてください。

振り返り方を深めたい方は、FXトレードノートの書き方と合わせて活用していきましょう!


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ABOUT US
エイクFXトレーダー・裁量トレード教育者
2006年にFXを開始し、3人のプロトレーダーから指導を受ける。2016年からFX専門サイト、YouTube、Xなどで相場分析・裁量トレードに関する情報を発信しています。

ローソク足と値動き、複数の時間足を組み合わせた分析を軸に、自分で相場を読み、トレードを判断する力を身につけるための教育活動を行っています。主な提供教材は「高確率思考|TOPS分析」「Candle-Trend PRO」。

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