ディナポリ手法③世界中が注目するフィボナッチ黄金比率の最強バリア

ディナポリ手法|フィボナッチ

世界的に有名なトレーダーは数多くいますが、私が最も影響を受けたトレーダーのひとり『ジョー・ディナポリ』。

あなたも、ディナポリ氏の手法やテクニックを知りたい!
そうお考えではありませんか?

ディナポリ氏は、40年以上の相場歴で養った相場観や手法を世界で指導しています。

金融機関出身ではなく、個人投資家から今の地位と財産を築いたとされる、まさに天才です!

この記事では、ディナポリ氏はフィボナッチを利用した手法や分析を得意とされていますが、その中でもメジャーな

『コンフルエンス』『アグリーメント』を解説します。

欧米では、多くのトレーダーがフィボナッチを利用して分析しています。
また、フィボナッチを利用した手法も、あなたが思っている以上に数多く存在しています。
なぜか日本ではあまり紹介されないですが・・・

『コンフルエンス』と『アグリーメント』は、手法というより、王道的なフィボナッチの分析方法です。
王道的な使い方だからこそ、世界中のトレーダーが、そこに注目しています。

だからこそ、ディナポリ手法のフィボナッチレベルでは価格は驚くほど反応します。

是非、ご自身のチャートで確認してみてください。

この記事が、あなたのトレードレベルの向上のお役に立てれば幸いです。

なぜ世界中のトレーダーはフィボナッチを使うのか

まず、分析ツールで「移動平均線」を搭載していないチャートを見たことがあるでしょうか?

もちろん、ありません。

それでは、分析ツールで「フィボナッチ」を搭載していないチャートを見たことがあるでしょうか?

もちろん、ないですよね。

フィボナッチは、それくらい多くのトレーダーに利用されている分析ツールだということです。

それ自体がフィボナッチを活用する理由になりますが、

分析ツールとして、フィボナッチを使う利点を具体的にまとめておきます。

フィボナッチの利点
①欧米ではメジャーな分析ツール
②手法の重複
③先行指標

①欧米ではメジャーな分析ツール

なぜフィボナッチを使うのか?

冒頭でも記述しましたが、欧米では多くのトレーダーが分析ツールとして活用しているからです。

もちろん、日本にもフィボナッチを利用しているトレーダーは多くいます。

しかし、なぜか日本では、フィボナッチより〇〇インジケーター、フィボナッチより移動平均線と、あまり紹介される機会が少ないように思います。

『長い物には巻かれろ』という、ことわざのように、世界基準、欧米基準でトレードするのであれば、フィボナッチは、知っておくべき分析ツールです。

②メジャーな「先行指標」である

世界中のトレーダーがフィボナッチを利用する2つ目の理由は、フィボナッチが『先行指標』だからです。

インジケーターなどの遅行指標は、自作などをあわせると、世の中に無限にあります。

誰がどんなインジケーターを利用しているかなんて分からないですよね。

しかし、サポート・レジスタンスなどの先行指標はどうでしょう?

メジャーな先行指標は、「レジサポ」と「フィボナッチ」くらいです。

つまり、世界中のトレーダーが同じ価格(レベル)に注目する可能性が非常に高いということです。

さらに、先行指標は、トレードするうえで絶対的に注目しなければいけない「縦軸」つまり、価格を示す指標です。

こちらもフィボナッチが利用される理由のひとつですね。

◇世界中のトレーダーは、縦軸(価格)に注目している。
◇縦軸を示すメジャーな先行指標は、サポート・レジスタンスとフィボナッチくらい。

以上のことが理由で、フィボナッチは意識され、フィボナッチが示すレベルに目線が統一されてしまいます。

③手法の重複

3つ目の理由に、手法の重複が挙げられます。

フィボナッチを利用した分析方法や手法はたくさんあります。

その中でも、「エリオット波動」や、バタフライやガートレーで有名な「ハーモニックパターン」は、耳にしたことがあるのではないでしょうか?

特に「ハーモニックパターン」は欧米でも人気の手法です。

私もマニアックなパターンまで研究したことがあります。

フィボナッチを利用したどんな手法も、必ず黄金比率である38.2%や61.8%を最も強いサインとしています。

以上の3つが、私が思うフィボナッチを利用する理由です。

フィボナッチを利用して、他のトレーダーより一足先に反転ポイントを見つけましょう!

それでは、本題のディナポリ氏の手法の解説に入ります。

ディナポリ手法|コンフルエンス(confluence)

ディナポリ氏のフィボナッチを利用した手法で、『コンフルエンス(confluence)』があります。

この手法は、あまりにも有名で、フィボナッチを利用しているトレーダーで知らない人はいないくらいです。

『コンフルエンス(confluence)』とは、合流点、人の流れ、集合、群衆などの意味を持つ単語です。

まさに、FX的には魅力的な単語ですよね。

それでは、ディナポリ手法『コンフルエンス』を解説していきますね。

STEP1|1つの波の中に2つの波を見つける

フィボナッチは、波動を描きながら進んでいくチャートの押し目や戻り目の目安として利用されます。

ですので、まずは、波を見つけなければいけません。

難しく考える必要はありません。

目立つ高値と安値を追いかけるだけで、波は簡単に見つかります。

相場は、上昇トレンドであっても、一本調子で進むことはなく、必ず波を描きながら進んでいきます。

押し目を築きながら、小さな波が積み重なって、その後大きな波を作り上げます。

イメージ図で確認してみましょう。

ディナポリ手法コンフルエンス

上図のように、大きな波の中に小さな波が見つかれば、大きな波と小さな波にフィボナッチリトレースメントを引きます。

STEP2|黄金比率38.2%と61.8%が重複するレベルを見つける

大きな波と小さな波の高値が同じ場合、その同じ高値を終点にして、2つのフィボナッチリトレースメントを引くことができます。

それでは、チャートで確認してみましょう。

ディナポリ手法コンフルエンス②

赤色の週足安値から高値に引いた赤色フィボナッチリトレースメント38.2%と、

青色の日足安値から高値に引いた青色フィボナッチリトレースメント61.8%がほぼ重複していますね。

この2つのフィボナッチリトレースの重複ポイントが『コンフルエンス』です。

『コンフルエンス』は、黄金比率の重複なので、日足でフィボナッチリトレースメントを意識しているトレーダーと、週足でフィボナッチリトレースメントを意識しているトレーダーが、同じ価格で同時に注目することになります。

そのことによって、異なった時間足で取引しているにもかかわらず、同じ価格で買い注文を仕掛けるので、『コンフルエンス』が強い抵抗帯になるというわけです。

STEP3|エントリーや決済ポイントにする

重複するフィボナッチリトレースメントを見つけたら、エントリーや決済ポイントで活用しましょう。

フィボナッチリトレースメントは、先行指標ですので、価格がコンフルエンスに到達する前にフィボナッチは引いて待ち構えることができます。

あとは、フィボナッチで導き出した『コンフルエンス』に価格が到達するのを待つのみ!

価格が『コンフルエンス』に到達したら、新規買いでエントリー。
逆張りや小さな時間足で、既に売りで仕掛けているようであれば、ここで決済します。

このように『コンフルエンス』は、あなたのトレード戦略に組み込むことができます。

フィボナッチエクスパンションと使い方

フィボナッチを利用したディナポリ氏の2つ目の手法が『アグリーメント』です。

この『アグリーメント』を解説するためには、もうひとつのフィボナッチツールが必要です。

「フィボナッチエクスパンション」です。

フィボナッチツールは、たくさん存在していますが「フィボナッチリトレースメント」と「フィボナッチエクスパンション」の2つで十分かなと私は思います。

逆に言うと、この2つくらいは知っておくべきです。

今回をきっかけに是非、「フィボナッチエクスパンション」をマスターしておきましょう。

フィボナッチエクスパンションを利用する目的

フィボナッチリトレースメントは、押し目や戻り目の目安を導き出すために利用するのに対して、

フィボナッチリエクスパンションは、トレンド方向の先にある利食い目標の目安を知るために利用されます。
そのため、フィボナッチエクスパンションが示すレベルで、相場は節目を迎えます。

フィボナッチってかなりの優れものですよね。

チャートで確認してみましょう。

フィボナッチエクスパンションの使い方①

青色の波の利食い目標として、フィボナッチエクスパンションが利用されます。

チャートを確認すると、フィボナッチエクスパンション100%と161.8%で決済が入り、確実に意識されているのがわかりますね。

おまけに、次の波にフィボナッチエクスパンションを引いてみると、

フィボナッチエクスパンションの使い方④

次の波形もばっちり意識されていますね。

N字計算

さて、なぜフィボナッチエクスパンションが決済の目安として意識されるのでしょうか?

それは、ターゲットの算出方法のひとつであるN字計算が適用されているからです。

まずは、画像をご覧ください。

フィボナッチエクスパンションの使い方②
N字計算とは
安値A高値Bと、その後の押し目である安値Cの波形ができた場合、A~Bの値幅を安値Cに加えた価格がターゲットになるというものです。

ターゲットを算出するN字計算では、安値CにA~Bの値幅を100%加えますが、フィボナッチエクスパンションでは、100%だけを加えるのだけではなく、A~Bの値幅の61.8%や161.8%などのフィボナッチ数列を付け加えて、ターゲットに幅を持たせてます。

MT4でのフィボナッチエクスパンションの描き方

初めてフィボナッチエクスパンションを利用される方にとっては、どのようにフィボナッチエクスパンションを描けばよいのか分からないと思います。

そこで、MT4でのフィボナッチエクスパンションの描き方を解説しておきます。

とても簡単ですので解説を読み進めてください。

まずは、画像をご覧ください。

フィボナッチエクスパンションの使い方⑤

メニュバーより[挿入]>フィボナッチ>[エクスパンション]を選択してください。

(※フィボナッチリトレースメントとフィボナッチエクスパンションを、常時メニューバーに設定しておくと便利です。)

分析ツールのアイコンをメニューバーに表示させる方法は
【分析ツールのアイコンをトップ画面に表示させる方法】
で分かりやすく解説しています。
 

それでは、フィボナッチエクスパンションを描きましょう。

まずは画像をご覧ください。

フィボナッチエクスパンションの使い方⑤-1

 

①左クリックを押したまま安値Aから高値Bへ移動します。高値Bへ移動したらクリックを離して下さい。

次に、安値Cにフィボナッチエクスパンションを調整していきます。

画像をご覧ください。

フィボナッチエクスパンションの使い方⑦

②安値Cにフィボナッチエクスパンションを調整してください。

フィボナッチエクスパンションにカーソルを合わせてクリックした状態で安値Cまでスライドさせます。

そして、クリックを離したらフィボナッチエクスパンションが正しく表示されます。

フィボナッチエクスパンションが移動できない場合
うまくフィボナッチエクスパンションが移動できない場合、フィボナッチエクスパンションをダブルクリックしてください。するとフィボナッチエクスパンションが選択状態になります。選択状態になると、画像のように小さな丸が表示されます。その後、フィボナッチエクスパンションの赤丸部分をドラックした状態で安値Cへスライドさせます。

以上、フィボナッチエクスパンションの解説でした。

それでは、次にフィボナッチエクスパンションとフィボナッチリトレースメントを利用したディナポリ手法『アグリーメント』を解説していきます。

ディナポリ手法|アグリーメント(agreement)

ディナポリ氏のフィボナッチを利用した手法で、『アグリーメント(agreement)』があります。

この手法も非常に有名で、トレンド相場で利用すると強い反発ポイントになります。

『アグリーメント(agreement)』とは、一致、調和などの意味を持つ単語です。

これまた、FX的に魅力的な単語ですよね。

STEP1|フィボナッチリトレースメントを引く

まずはじめに、トレンド中の押し目がどこまで下がるのかの目安を知るために、フィボナッチリトレースメントを引きます。

ディナポリ手法アグリーメント①

STEP2|フィボナッチエクスパンションを引く

フィボナッチエクスパンションをトレンドと逆方向に引いて押し目の節目を探ります。

画像をご覧ください。

ディナポリ手法アグリーメント②

STEP3|フィボナッチリトレースメントとエクスパンションの重複

STEP1で引いたフィボナッチリトレースメントと、STEP2で引いたフィボナッチエクスパンションが重複すると、その価格帯が強い抵抗帯となる『アグリーメント』です。

補足

もしも、フィボナッチリトレースメントとエクスパンションが重複していなければ、『アグリーメント』にはなりません。『アグリーメント』は、ラインが重なるくらい重複していないと機能しないので、注意しましょう。

それでは、チャートで確認してみましょう。

ディナポリ手法アグリーメント③

フィボナッチレベルをアップで確認してみます。

ディナポリ手法アグリーメント④

青色フィボナッチリトレースメント61.8%とフィボナッチエクスパンション100%が重複していますね。

この重複した価格帯が、強い抵抗帯となります。

STEP4|反転を確認すればエントリー

プライスアクションなど、反転を確認できればエントリーします。

プライスアクションに関しては、
【ローソク足のプライスアクションで勝つ!FX最強シグナル7選|保存版】
で詳しく解説しています。

 

ディナポリ手法|アグリーメントが機能する理由

ディナポリ手法のアグリーメントが、強い抵抗帯となる根拠は2つのフィボナッチツールにあります。

まずは画像をご覧ください。

ディナポリ手法アグリーメントが機能する

青色フィボナッチリトレースメントで、トレンドの押し目買いを仕掛けるトレーダーがいます。

また、トレンドで押しが入っているということは、既に、売り注文を仕掛けているトレーダーもいるということです。既に売りで仕掛けているトレーダーたちは、赤色フィボナッチエクスパンションで決済をもくろんでいるわけです。

そこで、決済の買い注文が入ります。

つまり、アグリーメントは、新規の買い注文と決済の買い注文が同時に入るため、強い抵抗帯となり価格が反発します。

まとめ|トレードを学ぶ姿勢

フィボナッチを利用した『コンフルエンス』と『アグリーメント』を解説してきましたが、簡単で応用しやすいディナポリ手法は、他にもDMAを利用した手法があります。

ディナポリ手法②プロも感嘆!市場心理を巧妙にルール化した高精度な反転手法

2018.08.22

ディナポリ手法①自ら天の恵みと称したほどの簡単で高確率な手法

2018.08.19

フィボナッチを利用するメリットは多く存在しています。
分析ツールのひとつとして、利用しないのがもったいないくらいです。

ある時、
「フィボナッチは使えない。」
「フィボナッチはまやかしだ。」

なんて説明しているトレーダーがいましたが、決してそんなことはありません。

まぁ、随分と昔の話なのでしょうがないかもしれませんが・・・

分析ツールとして利用するしないは別にして、多くを知る姿勢が大切です。

手法やツールだけを知っていてトレードしているトレーダーと、
多くを学び、自分に合うものだけ抽出して手法やツールを活用しているトレーダーでは、同じ手法を利用しても、全く違う結果になるでしょう。

ただの食わず嫌いになってはいけません。

私もインジケーターや多くの手法を学び検証して試した結果・・・
最終的に辿りついたものがローソク足でした。

少しウケますよね。

でも、多くを学ばなければ、ローソク足にたどり着くことができなかったんです。

FXをするうえで、ただの食わず嫌いにならないことをオススメします。

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