たくさんの機能が装備された本格的なMT4スマホアプリ!
インジケーターの種類や描写もかなり本格的ですよね。
チャートにインジケーターを追加・編集してPC版MT4と同じ仕様にすることも、もちろん可能です!
今回はMT4スマホアプリ|インジケーターの追加・編集・削除する方法を分かりやすく解説していきます。
目次
MT4のスマホ版アプリのインジケータの紹介
MT4スマホアプリには、他のFXアプリにはない、多くのインジケーターが存在します。
MT4スマホアプリには、世界で最も人気のある30種類のテクニカルインジケーターが用意されているので、インジケーターに困ることはほとんどないです。
そこで、まず初めにMT4スマホアプリには、どのようなインジケーターが用意されているか確認しておきます。
MT4のスマホ版アプリに搭載されているインジケーター
トレンド系インジケーター | |
Average Directional Movemenct Index | ADX |
Bollinger Bands | ボリンジャーバンド |
Envelopes | エンベロープ |
Ichimoku Kinko Hyo | 一目均衡表 |
Moving Average | 移動平均線 |
Parabolic SAR | パラボリック |
Standard Deviation | 標準偏差 |
オシレーター系インジケーター | |
Average True Range | アベレージ・トゥルー・レンジ |
Bears Power | ベアーズ・パワー |
Bulls Power | ブルズ・パワー |
Commodity Channel Index | 商品チャネル指数 |
DeMarker | デマーカー |
Force Index | 勢力指数 |
MACD | MACD・マックディー |
Momentum | モメンタム |
Moving Average of Oscillator | 移動平均オシレーター |
Relative Strength Index | RSI・相対力指数 |
Relative Vigor Index | RVI・相対活力指数 |
Stocastic Oscillator | ストキャスティクス |
Williams’Percent Range | ウィリアムズパーセントレンジ |
ボリューム系インジケーター | |
Accumulation/Distribution | 蓄積/配信 |
Money Flow Index | マネー・フロー・インデックス |
On Balance Volume | オン・バランス・ボリューム |
Volumes | ボリューム |
ビル・ウィリアムズ・インジケーター | |
Accelerator Oscillator | アクセレレーター・オシレーター |
Alligator | アリゲーター |
Awesome Oscillator | オーサム・オシレーター |
Fractals | フラクタル |
Gator Oscillator | ゲーター・オシレーター |
Market Facilitation Index | マーケットファシリテーションインデックス |
まぁ・・・たくさんのインジケーターがありますね。
ここまでたくさんのインジケーターが用意されているFXプリケーションは、間違いなくMT4だけでしょう。
MT4のスマホ版アプリのカスタムインジケーターと代替案
ここで、スマホアプリの欠点がひとつあります。
30種類のインジケーターが既存で装備されているんですが、MT4スマホアプリではカスタムインジケーターをインストールすることはできません。(スマホアプリは、windowsでもMacでもないので、しょうがないです。)
それでも、
・どうしても外せないカスタムインジケーターを利用している。
・よく使うカスタムインジケーターが表示されたチャートをスマホで確認したい!分析したい!
・出先でサイン点灯メール・アラートを受け取りたい。
そんな場合は、代替案があります。
- VPSにリモート接続して、リモートPC上でご自身のMT4チャートを確認する。
私も24時間、出先でサイン点灯通知をメールを受け取りたいので、VPSを利用しています。
VPSを使ったリモートデスクトップについては、【MT4を24時間稼働させる理由をFX初心者にも分かり易く解説】で、詳しく解説していますので、ご参考にされてください。
メインチャートとインジケーターウィンドウ
まず画像をご覧ください。
MT4スマホアプリのチャート画面は、大きく2つのウィンドウに分かれています。
【メインウィンドウ】と【インジケーターウィンドウ】です。
(※まだインジケーターを追加してないときの、デフォルト状態ではインジケーターウィンドウは表示されていません。)
インジケーターも【メインウィンドウ】に導入するインジケーターと、【インジケーターウィンドウ】に追加するインジケーターの2つに分かれています。
メインウィンドウに追加するインジケーター
メインウィンドウに追加するインジケーターは、画像を見ても分かるとおり、ローソク足(バーチャートやラインチャート)などの値動きと連動してチャート上に描写させたいインジケーターになります。
※MovingAvarage(移動平均線)やボリンジャーバンド、一目均衡表などが代表的なインジケーターになります。
インジケーターウィンドウに追加するインジケーター
インジケーターウィンドウに導入するインジケーターですが、こちらも画像を見ても分かる通り、チャートの下部に表示されるインジケーターになります。基本的にはオシレーター系インジケーターを表示させるのが一般的です。
※RSI、MACD、ストキャスティクスなどが代表的なインジケーターになります。
MT4のスマホ版アプリのメインウィンドウにボリンジャーバンド1σと2σを追加する方法
さて、ここからは実際にチャートへインジケーターを追加する方法について解説していきます。
まずは、メインウィンドウにインジケーターを追加してみます。
ここでは、ボリンジャーバンド1σと2σの追加の方法を解説していきます。
ボリンジャーバンド2σをMT4スマホアプリのチャートに追加する
まずは画像をご覧ください。
①[チャート画面]の上部のメニューバーから[f]をタップする。
②[インジケーター]画面に移動するので、[メインウィンドウ]をタップします。
③[インジケーター追加]画面よりBollingerBand(ボリンジャーバンド)をタップします。
④期間・偏差・スタイル(色や太さ)を変更して
⑤[完了]ボタンを押すとボリンジャーバンドがチャートに描写されています。
スマホ版MT4のチャートを確認すると、ボリンジャーバンド2σが追加されているはずです。
さらにボリンジャーバンド1σを重ねて追加してみましょう!
ボリンジャーバンド1σをMT4スマホアプリのチャートに追加する
次は、ボリンジャーバンド1σをMT4スマホアプリに追加してみましょう。
要領は先程のボリンジャーバンド2σを追加した手順とほぼ同じです。
それでは画像をご覧ください。
①~③はボリンジャーバンド2σを追加したときの手順と全く同じです。
④偏差を[2.00⇒1.00]へ変更してください。
⑤[完了]ボタンでボリンジャーバンドがチャートに追加されています。
画像のようにボリンジャーバンドが追加されました。
しかし、ボリンジャーバンド1σと2σが、どちらも緑の実線だと、なんだか見えにくいですよね。
はい。それでは、次はメインウィンドウのインジケーターの色や太さを変更する方法について解説をしていきますね。
MT4のスマホ版アプリのインジケーターの色や太さを変更する方法
ボリンジャーバンドをチャートへ追加する方法は先ほど解説しました。
次は、追加したインジケーターの色や太さを変更する方法について解説をしていきます。
以下のようにボリンジャーバンドを変更したいと思います。
変更前 | 変更後 | |
1σ | 緑 細線 | 赤 細線 |
2σ | 緑 細線 | 青 太線 |
それでは変更手順を解説していきますね。
ボリンジャーバンド2σの色と太さの変更
まずは、画像をご覧ください。
①[インジケーター]画面よりボリンジャーバンドをタップしてください。
(※ここで注意しなければいけないことがあります。設定した数値(1σなのか2σなのか)は[インジケーター]画面では表示されていません。確認したければ一度タップして確認してください。もしも、選択したインジケーターが、変更したいインジケーターでない場合は、左上にある戻るボタンで[インジケーター]選択画面に戻ることができます。)
②[設定]画面より[スタイル]をタップしてください。
③インジケーターの太さの選択です。[1ピクセル(細線)~4ピクセル(太線)]まで、線の太さを変更することができます。(ここでは4ピクセル)を選択します。
④インジケーターの色の選択です。ここでは『青』を選択します。
⑤[保存]ボタンをタップすると完了です。
ボリンジャーバンド1σの色と太さの変更
ボリンジャーバンド1σの色と太さの変更はボリンジャーバンド2σのときと全く同じです。
画像をご覧ください。
①ボリンジャーバンド1σのインジケーターをタップします。
②スタイルをタップする。
③インジケーターの線の太さを選択します。(ここでは細線1ピクセル)を選択します。
④インジケーターの色を選択します。ここでは『赤』を選択します。
⑤[保存]ボタンをタップすると完了です。
それでは、変更したボリンジャーバンドを確認してみましょう。
どうでしょう?随分と雰囲気が変わりましたよね。
スマホの小さい画面だからこそ、色や太さを変更して、見やすいチャートにすることは心掛けたいところですね。
インジケーターウィンドウにMACDを追加する方法
さて、今度はインジケーターウィンドウへMACDを追加する方法について解説をしていきます。
こちらの追加方法もとても簡単ですが、注意点が何点かありますので、解説にそってMACDを追加してみてください。
まずは、画像をご覧ください。
①[インジケーター]画面より[メインウィンドウ]をタップしてください。
(※ここが注意点|インジケーターウィンドウにMACDを追加するわけですが、[メインウィンドウ]をタップしないと[インジケーター追加]画面に移動できません。)
②[インジケーター追加]画面より[MACD]を選択します。
③MACDのパラメーター、色、太さなどを編集して[完了]ボタンを押すとMACDがチャートに追加されています。
それでは、確認してみましょう!
随分とチャートらしくなってきましたね。
しかし、まだまだチャートを微調整することができます。
インジケーターウィンドウの高さが少し気になりませんか?
次は、インジケーターウィンドウの高さの調整する方法について解説していきます。
インジケーターウィンドウの高さを調整する方法
MT4スマホアプリのインジケーターウィンドウの高さが高すぎる。低すぎる。人によって好みがありますよね。
はい。めちゃくちゃ簡単に、インジケーターの高さを変更することができます!
それではさっそく解説していきますね。
まずは画像をご覧ください。
①インジケーターウィンドウを長押しします。
②丸印が出てきますので、丸印をタップしたまま上下にスライドするとインジケーターウィンドウの高さを調整することができます。
③あとは、チャート画面をポンっとタップすれば、インジケーターウィンドウの高さの調整完了です。
チャートからインジケーターを削除する方法
最後にMT4スマホアプリのインジケーターを削除する方法について解説していきます。
インジケーターの削除方法はとても簡単です。
まずは画像をご覧ください。
①[インジケーター]画面より削除したいインジケーターをタップした状態で左へスライドさせてください。
②すると、削除ボタンが出てきますので、削除を押すと、選択したインジケーターは削除されます。
③[完了]ボタンをタップして終了です。
まとめ
今回はMT4スマホアプリのインジケーターの追加・編集・削除する方法について解説しました。
MT4スマホアプリは、30種類のインジケーター、パラメーターの編集、インジケーターを追加で重ねて描写することができます。
ここまでカスタマイズすることができれば、PC版のチャートシステムと同等のレベルですよね。
特に、スマホは画面が小さいです。そんな小さな画面でチャートを確認するからこそ、インジケーターの色や太さ、インジケーターウィンドウの高さの調整などはこだわりたいところですね。
MT4スマホアプリで、他の機能が分からない場合は、こちらで詳しく解説していますので参考にしてみてください。
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