
「スマホのMT4で水平線を引きたいけれど、どこから追加するの?」
「トレンドラインを伸ばしたい」「フィボナッチの数値を変えたい」と、操作に迷うことはありませんか?
MT4では、チャートに手動で描く水平線やトレンドラインなどをオブジェクトと呼びます。
まずは追加 → 位置の調整 → 設定 → 不要なものだけ削除という流れを押さえましょう。
ここでは、MT4スマホアプリで水平線を追加する方法、トレンドラインの延長、フィボナッチのレベル設定、オブジェクトを削除する方法を画像付きで解説します。
アプリの更新やiPhone・Androidの違いによって、アイコンの位置やメニュー名、選択・削除の操作は異なる場合があります。
お使いの画面と違うときは、画像の位置だけで判断せず、[オブジェクト]や対象の線の設定項目を確認してください。
MT4スマホのオブジェクトとは?まず使いたい3つの道具
オブジェクトは、チャートに線や図形を描いて、分析の目印を付けるための道具です。
移動平均線やRSIのように計算結果を表示するインジケーターとは、役割が異なります。
| やりたいこと | 選ぶオブジェクト | 確認する点 |
|---|---|---|
| 価格の目印を付ける | 水平線(横線) | 線を置く価格 |
| 高値・安値を結ぶ | トレンドライン | 始点・終点と左右への延長 |
| 値動きの戻しの目安を見る | フィボナッチリトレースメント | 始点・終点と表示するレベル |
最初からすべての道具を使いこなそうとしなくても大丈夫です。
まずは、分析でよく使う水平線・トレンドライン・フィボナッチの操作から覚えていきましょう。
MT4スマホで使えるオブジェクトの種類
MT4スマホアプリには、ライン、チャネル、フィボナッチなど24種類の分析用オブジェクトが用意されています。
| 分類 | 主なオブジェクト |
|---|---|
| ライン | 垂直線(縦線)、水平線(横線)、トレンドライン、アングルトレンド、サイクルライン、矢印線 |
| チャネル | 等距離チャネル、標準偏差チャネル、回帰チャネル、アンドリューピッチフォーク |
| ギャン | ギャンライン、ギャンファン、ギャングリッド |
| フィボナッチ | リトレースメント、タイムゾーン、ファン、アーク、チャネル、エクスパンション |
| エリオット波動 | エリオット推進波、エリオット修正波 |
| 図形 | 長方形、三角形、楕円形 |
参考:MetaQuotesが掲載するMT4のApp Store説明/Android版の分析オブジェクト紹介。
MT4スマホで水平線を引く方法
水平線は、意識したい高値・安値や、サポート・レジスタンスの価格を確認するときに使います。
下のiPhone版の画像では、①から④の順番で追加しています。

① チャート上部の[オブジェクト]アイコンをタップします。
② [オブジェクト追加]を選びます。
③ 一覧から[水平線(横線)]を選びます。
④ チャートに戻ったら、水平線を置きたい価格付近をタップします。
線を引いたら、右側の価格表示とチャートの高値・安値を見比べて、位置が合っているか確認しましょう。
指で置いた位置が少しずれている場合は、線を選択して位置を調整します。
価格を細かく合わせたいときは、線の設定画面にある価格・ポイントの項目も確認してください。
トレンドライン・フィボナッチを追加するときの考え方
水平線は1つの価格を決める道具ですが、トレンドラインやフィボナッチリトレースメントでは、基準にする2つの地点を決めます。
[オブジェクト追加]で目的の道具を選んだら、チャート上で始点と終点を指定し、選択した線のポイントを調整してください。
細かな描画操作はアプリのバージョンによって異なるため、ここでは設定画面と、追加後に確認する項目を中心に見ていきます。
線を置けたことと、分析の基準が正しいことは別です。
どの高値・安値を基準にするかを決めてから、始点と終点を合わせましょう。
トレンドラインを編集する方法|左右への延長・色・太さ
トレンドラインは、2つの地点を結んだ線を、そのまま使うことも、左右に伸ばして使うこともできます。
下の図は、延長の設定による違いを示しています。

| 設定 | 表示の違い |
|---|---|
| 右に延長・左に延長が両方ON | 始点と終点を通る線が左右に延びる |
| 右に延長だけON | 終点から右側へ線が延びる |
| 両方OFF | 指定した始点と終点の間だけ表示する |
左側だけ伸ばしたい場合は、[左に延長]だけをONにします。
設定を変えても、結ぶ高値・安値そのものが自動的に正しく選ばれるわけではありません。

① 編集したいトレンドラインを長押しします。
② 表示されたメニューから[設定]を選びます。
③ [右に延長][左に延長]のON/OFFを選びます。
④ [スタイル]で線の色や太さを調整します。
⑤ [完了]をタップし、チャートで変更結果を確認します。
線を動かしたいときは、選択した線のポイント、または設定画面の日時・価格を確認します。
延長のON/OFFと、始点・終点の位置変更を分けて考えると、操作しやすくなりますよ。
引き方そのものを確認したい方は、トレンド転換の見極め方も参考にしてください。
フィボナッチの設定方法|延長・レベルの追加と削除
ここでは、フィボナッチリトレースメントの設定を見ていきます。
戻しの目安となるレベルを変更したいときは、対象のフィボナッチの[設定]から[レベル]を開きます。

① 編集したいフィボナッチを長押しします。
② [設定]を選びます。
③ [右に延長][左に延長]で、レベルの線を左右に伸ばすか選びます。

この設定は、フィボナッチの各レベルをどこまで表示するかを変えるものです。
戻しを測る始点・終点とは、別の設定になります。
④ [レベル]をタップして、数値の編集画面を開きます。

画像のiPhone版では、不要なレベルの行を左へスライドし、[削除]をタップすると、そのレベルだけを消せます。
追加したいときは、[レベル追加]をタップして数値を入力します。
画像の数値欄では、61.8%に対応する入力値は「0.618」です。
パーセント表示と、設定欄に入れる小数の値を取り違えないようにしましょう。
| 表示したいレベル | 画像の数値欄で使う値 |
|---|---|
| 23.6% | 0.236 |
| 38.2% | 0.382 |
| 50.0% | 0.5 |
| 61.8% | 0.618 |
| 100.0% | 1 |
| 161.8% | 1.618 |
入力後はチャートへ戻り、意図したレベルが表示されているかを確認してください。
お使いの設定欄が画像と異なる場合は、既に登録されている値の形式を確認してから追加しましょう。
⑤ [スタイル]で色や線の太さを調整します。
⑥ [完了]で設定を終えます。
レベルを増やしすぎるとチャートが見づらくなるので、自分の分析で使うものから設定するといいですね。
数値を変えても、価格が必ずその位置で反転するわけではありません。
高値・安値や相場の流れと合わせて、判断の目安として使いましょう。
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MT4スマホでオブジェクトを削除する3つの方法
ここからは、図のiPhone版で線を削除する方法を紹介します。
1本だけ消す操作と、一括で消す操作を間違えないことが大切です。
① チャート上で選んだ線だけを削除する

① 削除したい線を長押しします。
② [削除]を選びます。
線が重なっている場所では、選んだオブジェクトの名前を確認してから削除しましょう。
② オブジェクト一覧から1つずつ削除する
チャート上で線を選びにくいときは、オブジェクト一覧から探すと操作しやすくなります。

① チャートの[オブジェクト]アイコンをタップします。
② 一覧から削除するオブジェクトを確認します。
「現在のシンボル」は、表示している通貨ペアのことです。
画像では、他の通貨ペアに追加したオブジェクトも表示されています。
通貨ペアとオブジェクト名を確認して、消したいものを選びましょう。

③ 対象の行を左へスライドして[削除]をタップします。
このスライド操作は画像のiPhone版の例です。
Androidなどで操作が違う場合は、対象を選んだ際の削除メニューを確認してください。
③ すべてのオブジェクトを一括で削除する

① [オブジェクト]画面の右上にあるゴミ箱をタップします。
② 確認画面の[全て削除]を選びます。
画像の一括削除では、他の通貨ペアに描いたものも含めて、一覧のオブジェクトが削除されます。
今見ているチャートの線だけを消すつもりで、ゴミ箱を押さないようにしてください。
残したい線がある場合は、一括削除を使わず、1つずつ選んで削除しましょう。
線を選べない・設定が変わらないときの確認ポイント
| 困っていること | 最初に確認すること |
|---|---|
| 線を選べない |
チャートを拡大して対象の線を確認します。 線が重なる場合はオブジェクト一覧から選びます。 |
| トレンドラインが伸びない | 対象の線の設定で[右に延長][左に延長]を確認する |
| フィボナッチの数値が合わない | レベル欄の小数とパーセントの対応、始点・終点の向きを確認する |
| 設定した線が見つからない | 表示中の通貨ペア、設定のシンボル・時間足、画面内に収まる価格かを確認する |
| 画像とメニューが違う | MT4かMT5か、iPhoneかAndroidか、アプリのバージョンを確認する |
設定をやり直す前に、どの線を編集しているのかを確認すると、不要な削除を避けやすくなります。
MT4スマホのライン・フィボナッチでよくある質問
水平線とトレンドラインは何が違いますか?
水平線は、1つの価格を横に示す線です。
トレンドラインは、2つの地点を結んで価格の傾きや流れを見るための線です。
価格の目印を付けたいのか、高値・安値のつながりを見たいのかで使い分けましょう。
フィボナッチのレベルを削除すると、本体も消えますか?
レベル画面で1行を削除する操作は、そのレベルを消すためのものです。
フィボナッチ全体を消す場合は、オブジェクト本体を選んで削除します。
レベルの編集と、オブジェクトの削除を分けて覚えておくと安心ですね。
iPhoneとAndroidでも同じ画像の位置を押せばいいですか?
同じとは限りません。
ここに掲載している操作画像は旧iPhone版なので、Androidや更新後の画面ではアイコンの位置や選択方法が異なる場合があります。
追加・編集・削除の目的を確認したうえで、実際の画面に表示される項目を選んでください。
ラインの操作が分かったら、次に学びたいこと
水平線は価格の目印、トレンドラインは高値・安値のつながり、フィボナッチは戻しの目安を確認するために使います。
操作を覚えたら、どの相場で何を確認するために使うのかを考えていきましょう。



















