
「MT4を起動したのに、チャートが動かない……」
MT4を使い始めて、間もないときであれば少し焦りますよね。
まずは、チャートの価格だけが止まっているのか、MT4全体が操作できないのかを分けてみましょう。
同じ「動かない」でも、休場・ログイン情報・通信状態・表示している銘柄などで、確認する場所が変わります。
いきなり再インストールせず、画面の表示から順に確認することが大切です。
ここでは、PC版MT4の「チャートが更新されない」「無効な口座」「回線不通」の原因と対処法を解説します。
この記事を参考に、当てはまる症状から落ち着いて確認してくださいね。
FX会社やMT4のバージョンにより、画面の表記や利用条件は異なります。
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症状別|MT4が動かないときの確認早見表
| 症状 | 最初に確認すること |
|---|---|
| 無効な口座 | ログインID・パスワード・サーバーと口座の期限 |
| 回線不通 | ネット接続とFX会社の障害・メンテナンス情報 |
| 全銘柄の価格が止まる | 接続状態と銘柄の取引時間 |
| 1枚だけ更新されない/アップデート待機中 | 気配値表示にある取引可能な銘柄からチャートを開く |
| 価格は動くが最新の足が見えない | 自動スクロールと表示位置 |
| メニューも操作できない | MT4全体の負荷・フリーズ |
MT4が正常につながっているか確認する方法
まずは画面右下の接続状態と、気配値表示の価格を確認しましょう。
その銘柄の取引時間中に新しい価格が配信されると、気配値表示やチャートが更新されます。
- 画面右下に「無効な口座」「回線不通」などが出ていないか
- 気配値表示のBid・Askや最終更新時刻が変わっているか
- チャートが最新のローソク足まで表示されているか

上の画像は画面右下の表示を確認するための例です。
効果音や通信量の数字だけでは、現在の価格配信が正常かどうかまでは判断できません。
音を無効にしている場合もあるため、表示されているメッセージと価格の更新を合わせて確認しましょう。
MT4のチャートが動かないときの対処法
①「無効な口座」|ログイン情報と口座の状態を確認
画面右下に「無効な口座」と表示される場合は、ログイン情報と口座の利用状態を確認します。
効果音の違いで決めつけず、実際に表示されているメッセージを見てください。

主な確認点は、次の2つです。
- ログインID・パスワード・接続先サーバーが正しいか
- 口座の期限切れ・停止などで利用できなくなっていないか
それでは、ひとつずつ解説していきます!
ログインID・パスワード・サーバーを確認する
デモ口座でもリアル口座でも、ログイン情報の入力やサーバー選択を間違えることがあります。
保存済みの情報でも、口座の切り替えや再設定をした後は確認しておきましょう。
ログインし直すときは、次のメニューを開きます。
【ファイル】→【取引口座にログイン】から、FX会社が指定するログインID・パスワード・サーバーを入力してください。
会員ページ用のログイン情報や、MT5口座の情報と混同していないかも確認します。
似た名前のサーバーが並んでいる場合もあります。
デモ用・リアル用を含め、口座に指定されたサーバー名と一致しているか確認してください。
情報が分からないときは、口座開設時の案内やFX会社の会員ページを確認しましょう。
パスワードを変更した場合は、変更後の情報が必要です。
正しい情報でも接続できなければ、口座の利用状態をFX会社に問い合わせてください。
デモ口座の有効期間が過ぎている
デモ口座では、有効期限や一定期間利用しなかったことによる失効も確認します。
デモ口座の有効期間は一律30日ではなく、FX会社や口座の条件によって異なります。
まずは利用中のFX会社の公式案内で、期限と更新・再申請の方法を確認してください。
期限切れと確認できた場合に、案内に従って更新またはデモ口座を再申請しましょう。
デモ口座の申請の方法は【MT4の無料ダウンロード方法からインストール、デモ・リアル口座まで日本語ですべて解説】で解説しています。
リアル口座でも永久に利用できるとは限らないため、最新の公式案内を確認してください。
②「回線不通」|ネット接続と取引サーバーを確認
次に、MT4が動かない理由で考えられるのが、『回線不通』です。
MT4のトップ画面右下を確認してください。
『回線不通』と表示されていませんか?

画像のように『回線不通!』と表示されていたら、以下のように対応しましょう!
「回線不通」では、主に次の順番で確認します。
- FX会社の障害・メンテナンス情報
- PCのインターネット接続
- 接続先サーバーと口座の利用状態
それでは、ひとつずつ解説していきますね。
FX会社の障害・メンテナンス情報を確認する
「回線不通」は、取引サーバーと接続できていないときに表示されます。
ただし、この表示だけでFX会社のサーバー障害と断定することはできません。
公式サイトのお知らせで、障害やメンテナンスが発生していないか確認しましょう。
デモ口座からリアル口座へ変更すれば必ず解決する、というものでもありません。
口座の設定手順を確認したい場合は、MT4のダウンロード・インストールと口座設定も参考にしてください。
取引中の口座で接続できなくなった場合は、特に慎重に対応しましょう。
保有ポジションがある場合は、FX会社が案内する別の注文手段やサポート窓口を確認してください。
復旧までの時間は原因によって異なります。
「1〜2分待てば直る」と決めつけず、公式の復旧情報を確認しましょう。
問い合わせる際は、表示メッセージ・発生時刻・接続先サーバー名を控えておくと状況を伝えやすくなります。
ネット回線が切断されている
PCに接続しているネット回線が、切断されている場合も『回線不通!』と表示されます。
LANケーブルやWi-Fiの接続状態を確認し、ブラウザーでほかのWebページが開くか試してみましょう。
ほかのWebページが開けてもMT4だけ接続できない場合は、サーバー設定やFX会社の案内を確認します。
接続先サーバーと口座の状態を見直す
ネット接続に問題がなければ、口座に指定されたサーバーを選んでいるか確認します。
デモ口座の期限切れも確認点ですが、「回線不通」だけを根拠に再申請する必要はありません。
③ 土日・祝日など|銘柄の取引時間を確認
FXは一般に週末が休場ですが、日本時間の土曜早朝には取引できる時間帯もあります。
「土曜日だから止まる」と決めつけず、利用中のFX会社・銘柄の取引時間を確認しましょう。
クリスマスや年末年始にも注意が必要です。
休場や取引時間の短縮があるため、FX会社が公表する当年のスケジュールを確認します。
取引時間内でも、流動性が低い時間帯には価格の更新が少なくなることがあります。
価格がしばらく変わらないことと、接続エラーは別の問題です。
夏時間・冬時間や、サーバー時間と日本時間の違いも確認してください。
FXと株価指数・商品などのCFDでは、取引時間や日中の休止時間が異なります。
休場が原因なら、MT4を再インストールしても価格の配信は再開しません。
④ MT4全体が重い・フリーズする場合
チャートの価格だけでなく、メニューや画面の切り替えも反応しない場合は、MT4全体の負荷を確認します。
「価格が更新されない」と「アプリ全体が固まる」を分けて考えましょう。
インジケーターやEA、開いているチャートの数などが負荷に関係する場合があります。
詳しい軽量化の手順は、次の記事にまとめています。
MT4がフリーズした場合の解決方法は【フリーズ状態の重いMT4を簡単に軽くする8つの解決方法】で詳しく解説していますので、参考にしてください。
⑤ 1枚だけ更新されない・アップデート待機中の確認手順
気配値表示では価格が動いているのに、特定のチャートだけ止まっていませんか?
この場合は、銘柄とチャートの表示状態を確認します。
取引可能な銘柄から、新しいチャートを開く
【表示】→【気配値表示】を開き、価格が配信されている銘柄を右クリックして【チャート表示】から開き直します。
銘柄が見つからない場合は、気配値表示の右クリックメニューで【すべて表示】も確認しましょう。
同じUSDJPYでも、FX会社や口座によって末尾に文字などが付く場合があります。
名前が似ているだけで選ばず、その口座で価格が配信されている銘柄を選んでください。
元のチャートは削除せず、新しいチャートと比較すれば設定を残せます。
オフライン表示・自動スクロール・更新を確認する
チャート名に「offline」などの表示がある場合は、通常のオンラインチャートか確認してください。
オフラインチャートは保存されたデータを使うため、通常のチャートと同じようにサーバーから直接更新されるものではありません。
過去のローソク足を表示しているだけなら、【チャート】→【自動スクロール】を有効にして最新の位置へ戻します。
接続が正常なのにデータの欠けがある場合は、チャートの右クリックメニューにある【更新】も確認してください。
【更新】は「回線不通」やログインエラーそのものを直す操作ではありません。
新しいチャートでも「アップデート待機中」が続く場合は、接続状態と銘柄の提供状況をFX会社に確認しましょう。
参考:MetaQuotes公式ヘルプ Market Watch / Chart Opening / Charts
まとめ|症状を切り分けて、順番に確認しよう
MT4のチャートが動かないときは、次の点を確認しましょう。
- ログインID・パスワード・サーバー
- 口座の期限・利用状態
- FX会社の障害・メンテナンス情報
- PCのネット接続
- 銘柄ごとの取引時間とチャートの表示状態
- MT4全体の反応と負荷
まずは画面右下と気配値表示を見て、どこで止まっているか切り分けてください。
分からないときは、次の順番で整理すると確認しやすくなります。
- 全銘柄が止まるのか、1枚のチャートだけなのか確認する
- 接続エラーなら、ネット・ログイン・公式の障害情報を確認する
- 原因が分からなければ、状況を整理してFX会社へ問い合わせる
原因に合った対処をすることが、遠回りを減らす第一歩です。
次に同じ症状が出たときも、落ち着いて確認できるようにしておきましょう。
この記事が、あなたのトレードライフの向上のお役に立てれば幸いです。




















