第6章|Custom-BW(MT4インジケーター)

MT4インジケーター『custom-BB』

今教材『メソッドW』を手にして頂いた方のみ、MT4インジケーター『custom-BW』をご提供しています。
※BWロジック用に作ったインジケーターですので、今後このインジケーターを販売する予定はありません。

また、特典でお付けしているインジケーターですので、こちらのMT4インジケーターは、サポート外とさせて頂きます。

今回『メソッドW』で、新しいロジックを紹介しました。

それが、『BWロジック』『WBWロジック』です。

『BWロジック』『WBWロジック』と『CTP』を軸に、他の手法を融合することで勝率の高いトレードを行うことができるようになりました。

また、『BWロジック』を軸にトレードを行うことで、通貨ペアの選択がとてもスムーズになります。

なぜなら、『バンドウォーク』状態の通貨ペアをインジケーターで判断するからです。

おそらく10秒もあれば、トレード対象の通貨ペアをピックアップできるようになるでしょう。
さらに、どの時間足でトレードを行うかもひと目で判断できるようになります。

MT4インジケーター『custom-BW』ダウンロード

まずは、『custom-BW』をダウンロードしましょう。

以下のボタンをクリックするとダウンロードがはじまります。

『custom-BB』をダウンロードする

注意ポイント

クリックしてもダウンロードが始まらない場合は、ボタン上で[右クリック]>[名前を付けてリンク先を保存]の手順でインジケーターをダウンロードしてください。

(※セキュリソフトにブロックされる場合は、ダウンロードを許可してください。)

ポイント

カスタムインジケーターの追加方法は以下の記事を参考にしてください。
【外部から入手したMT4インジケーターをチャートに追加導入する方法】

表示方法とパラメーター設定

『Custom-BW』の表示方法

MT4インジケーター『custom-BW』は、少し特殊なインジケーターです。

通常であれば、チャート上にインジケーターが表示され、テクニカル分析をします。

しかし、『custom-BW』は、インジケーター単体で『複数通貨』と『複数時間足』の『バンドウォーク状態』を一覧で分析してくれます。

『custom-BW』

『Custom-BW』は、インジケーター単体で『複数通貨』と『複数時間足』の『バンドウォーク状態』を一覧で分析してくれる。

まずはじめに、インジケーターの表示方法から解説します。

このインジケーターは、一覧表をチャートに表示するので、チャート上をローソク足など、何も表示されていない状態で表示した方が見やすいです。

以下の手順で『custom-BB』をチャートへ表示させてください。


①どの通貨ペアでもよいので「新規」で「チャート表示」をしてください。

チャートはラインチャートで表示させてください。(インジケーターの一覧表が綺麗に表示されるため)


②チャート上の色をすべて消す

チャート上で[右クリック]>[プロパティ]>[色の設定]>すべて[NONE]を選択


③インジケーターを表示させる

[ナビゲーター]>[Custom-BW]を選択>チャートへドラッグ&ドロップ

この手順でインジケーターを追加して頂ければ、綺麗に『custom-BW』の一覧が表示されます。

パラメーター設定と解説

それでは、パラメーターの解説をします。

[時間足]

設定

必要な時間足を設定してください。

バンドウォークを検知する時間足の設定です。
不要な列がある場合はOFFを指定してください。

①から順に左から表示されます。


[ボリンジャーバンド設定]

バンドウォークに利用するボリンジャーバンドの[期間][偏差]を設定します。

設定

BW開始判定に使用するボリンジャーバンドの設定です。

指定したパラメーターを終値で確定したときにの開始と検知します。

[期間]=20または36、「偏差」=2.0、「適用価格」=Close Price

で設定してください。


[移動平均線の設定]

設定

BW終了判定に使用する移動平均の設定です。

指定したパラメーターを終値で確定したときにの開始と検知します。

デフォルト状態(期間10、Exponential、Close price)

このままでOKです!

ボリンジャーバンドと移動平均

ボリンジャーバンドと移動平均のパラメーターで、バンドウォークの定義付けをしています。

バンドウォークのはじまり=ボリンジャーバンド2σを終値でブレイク

バンドウォークの終わり=10EMAを終値で割り込む

※詳しくは【第4章|バンドウォークの定義付け】をお読みください。


[表示位置や大きさの設定]

設定

■ 通貨ペア設定
┗ 拡張子
通貨ペアの拡張子の設定です。
「USDJPYpro」のように拡張子が付与されるブローカーの場合はその拡張子(この例の場合は「pro」)をご指定ください。

■ 表設定
┣ X位置
┣ Y位置
左上を起点とした表の表示位置の設定です。

┣ 文字色
┣ フォント
┣ フォントサイズ
文字色及びフォントサイズの設定です。

┣ 行間
行間(1行あたりの高さ)の指定です。
フォントサイズを大きく(または小さく)設定した場合の調整でご使用ください。

┗ ■ 色
┣ 上昇
┗ 下降
表示する三角マークの色の設定です。

好きな表示位置、色、フォント、フォントサイズ、行間、サインの色などを設定できます。

個人的には、[フォントサイズ15、行間20]が見やすくて好みです。


[表示位置や大きさの設定]

設定

■ メール設定
┗ ON/OFF
メール送信のON/OFF設定です。

必要な場合のみ[true]にしてください。不必要な場合は[false]。

こちらは、基本的に『fale』で良いです。

パラメーターを上記のように設定すると以下のような表示になります。

custom-BWの見い方・使い方

無事に[custom-BW]の設定はできたでしょうか。

難しいことはなにもないので問題ないかと思います。

さて、設定も簡単だったと思いますが、使い方もめちゃくちゃ簡単です。

簡単に通貨ペアとトレードする時間足を見つけることができます。

まずは、こちらの画像をご覧ください。

BWだらけですね。

しかし、すべてのBWに対応するわけではありません。

手法と同様に大切なのは、トレードスタイルです。

私は、エントリー足が4時間足以上の短期スイングをメインとしています。

よって、4時間足がエントリー足になる通貨ペアをこの一覧から探します。

それでは、もう一度、一覧をみてみましょう。

4時間足がエントリー足であれば、ひとつ上の時間足の日足のBWをチェックすればよいですね!

つまり、この場合は、四角で囲った通貨の4通貨のみピックアップして、細かく分析します。

さらに、私は、ここで通貨ペアの強弱も分析します。

次の画像をご覧ください。

不用な通貨ペアは消してあります。

トレード対象の通貨ペアのみをピックアップしました。

そこから、各通貨の強弱が分析できます。

上の画像より、CHFが強く、USDが弱いのが日足のBWから判断できます。

4通貨ペアすべてが、トレード対象ですが、特にUSDCHFの売りには注目します。

このように、MT4インジケーター[custom-BW]は、ひと目でトレード通貨ペアやトレードする時間足を簡単に分析することができます。

以上で、第6章|MT4インジケーター[custom-BW]の解説を終わります。

それでは、【第7章|3つのパターン】へお進みください。

⇒ 【第7章|3つのパターン】