次は、WBWパターンの解説です。
WBWパターンとは、WBWロジックを採用する場面のことです。
WBWパターン(ロジック)は第4章で解説していますが、このセクションでは、時系列を意識して読み進めてください。
WBWロジックをどのような相場、どのような場面で適用するのかフローチャートを確認しながら解説を進めていきます。
メモ
これより、WBWパターンを解説しますが、このセクションでの解説は、
[日足][4時足][1時間足]
の時間足を利用したトレードで解説を進めます。
もしも、異なった時間足を利用する場合は、それぞれ適切な時間足をご利用ください。
フローチャートでWBWパターンを確認
まずは、フローチャートで手順を確認します。
以下のフローチャートをご覧ください。
WBWパターン
STEP1|上位足 ⇒ BW
STEP2|基準足 ⇒ BW
STEP3|下位足 ⇒ 押し戻り& エントリー
ポイントは、STEP2です!
STEP2で基準足がBWであれば、『②WBWパターン』です。
STEP2で基準足が、既に押し戻り中に突入していれば、『①BWパターン』になります。
フローチャートを見ながら手順を確認
STEP1|上位足でBWを確認する
それでは、再度、フローチャートと実際のチャートを見ながら確認していきましょう。
まずは、フローチャートです。
上位足でBWを確認します。
それでは、実際のチャートを確認してみましょう。
まずは、日足がBWということが確認できました。
STEP2|基準足でBWを確認する
フローチャートと実際のチャートを見ながら確認していきましょう。
まずは、フローチャートです。
上位足がBW中であることを確認しました。
次は基準足の分析です。
『基準足で押し戻り中』であるか否かを確認します。
『基準足で押し戻り中』であれば、BWロジック。
『基準足で押し戻り中』ではなく、『基準足もBW中』であれば、『WBWパターン』になります。
実際のチャートで確認してみましょう。
基準足である4時間足です。
赤いラインが現在地です。
ローソク足が10EMAをブレイクしていないので、基準足の4時間足もBW中ですね。
BWの定義を覚えていますか?
BWの定義は、第4章BWロジック[バンドウォークの定義付け]を読み直してください。
STEP3|下位足で押し戻りを確認しエントリーする。
WBWパターン(ロジック)が確定しているので、下位足で戻りを待って、エントリーの準備をしていきます。
実際のチャートで確認してみましょう。
下位足である1時間足です。
赤いラインが現在地です。
下位足(1時間足)を確認すると、数時間後(1~3時間後)に3DMAが7DMAをデットクロスしています。
つまり、現在は、『押し目の調整中』ということになります。
このタイミングでエントリーサインが出現すれば、『エントリー』です。
今回はPinBar(ピンバー)が出現したので、エントリーですね。
押し戻りゾーンを復習しておこう
エントリーするのは、押し戻りゾーンです。
押し戻りゾーンを覚えているでしょうか。
押し戻りゾーンは、
DMAのクロスで押し戻りの開始から押しの下限または、戻りの上限
の間でした。
忘れた方は、CandleTrendPROの第5章3つのロジック[基本ルール]を読み直してください。
以上が、WBWパターンの解説です。
それでは、[BW+CTPパターン]へお進みください。