それでは、このセクションではチャート設定について解説します。
実は、チャート設定については、CTP(CandleTrend PRO)の[第4章|チャート設定]で、ほとんど解説をしております。
CTPのチャート設定がお済みではない方
CTPのチャート設定がお済みではない方は、CTPの[第4章|チャート設定]を参考にチャート設定を終わらせてから、このセクションをお読みください。
すでにチャート設定済みの方
すでにチャート設定済みの方は、CTPのチャートをご用意して頂き、このセクションをお読みください。
ロジックWのチャート設定
『メソッドW』では、CTPのチャートに合計3つのインジケーターを設置します。
ひとつは、肝となるインジケーターです。
残りふたつは、補助的に設置します。
(※補助的なインジケーターは、必須ではありません。)
先に、追加するインジケーターをまとめておきます。
① ボリンジャーバンド(必須)
② 4本値インジケーター(任意)
③ ハーモニックインジケーター(任意)
それでは、さっそく解説をしていきます。
CTPのチャート設定の確認
まずは、CTPのチャート設定の確認をしておきます。
CTPのチャート設定
- 3-3DMA
- 7-5DMA
- 36SMA
- 160EMA
- 20EMA
- Bands20
- (800EMA)任意
すこし、チャートがご茶着きますので、800EMAは任意とします。
① ボリンジャーバンド(必須)
『メソッドW』で利用する必須インジケーターは、もちろん『ボリンジャーバンド』です。
ボリンジャーバンドの期間設定は基本的に[20]の[2σ]のみ表示してください。
私の場合、個人的に期間設定[36]も好みで表示しております。こちらは、任意になります。
利用するボリンジャーバンド
利用するボリンジャーバンドの期間=20(任意=36)
追加するボリンジャーバンドのバンド=2σのみ
こちらが、私が利用しているチャート設定になります。
② 4本値インジケーター(任意)
次は、4本値インジケーターです。
先日・先週・先月などの4本値を表示させてくれる便利なインジケーターがあります。
私もオリジナルで制作しようと思いましたが、フリーインジケーターがたくさんネットに落ちていますので、そちらをご利用ください。
この4本値インジケーターに指定はございません。
なぜ、4本値インジケーターを表示するのか、ここで簡単に説明をしておきたいと思います。
Twitterでも、リアルトレードを少しご紹介しておりますが、私は、エントリーポイントの根拠に4本値をよく利用しています。
CTPでも少し触れていますが、短期スイングであれば月足・週足などの4本値は、反転ポイントとしてかなり使えます。
デイトレードでも、日足・週足の4本値はかなり効いています。
先行指標はいろいろありますが、今までいろいろ試してきた中で、シンプルかつ効果的なものを3つピックアップしておきます。
私が利用する先行指標
■ 月足4本値
■ フィボナッチリトレースメント・エクスパンション
(※デイトレード以下でトレードされている方は、日足・週足の4本値)
一般的に、4本値も時間足が大きいほど注目され機能します。
私の場合、短期スイングを中心にトレードを行っておりますので、月足の4本値のみを表示しています。
それでは、確認してみましょう。
表示しているのは、日足チャートです。
赤いラインが前月の月足4本値です。
綺麗に意識されているのがおわかりいただけるでしょうか。
もちろん、抵抗はいつかは抜かれるものですので、まったく意識されないものもあります。
しかし、ローソク足は世界中のトレーダーがみています。
もちろん、ローソク足の4本値も多少の誤差はあれど万国共通です。
私は、手法にプラスαで、この4本値をエントリー根拠として利用しています。
それによって、エントリーポイントがさらに強化されます。
③ ハーモニックインジケーター(任意)
最後に、ハーモニックインジケーターです。
こちらも任意です。
そもそもハーモニックパターンを利用しようと思われない方は必要ありません。
ただ、エントリーの根拠を探すうえで、先行指標の材料が欲しいとお思いの方であれば、私はハーモニックパターンやフィボナッチの手法をお勧めします。
具体的には、以下の手法です。
オススメ先行指標の手法
■ ハーモニックパターン(ベーシック)
■ ディナポリ手法(アグリーメント)(コンフルエンス)
上記の補助的な手法については、第5章で解説しております。
なぜ、この手法をオススメするかというと、先行指標を利用した手法だからです。
先行指標の手法は、先に(未来に)強い抵抗を割り出し、あとは待つだけという強みがあります。
【第5章ー①|補助的手法】でもご紹介しますが、『メソッドW』は補助的手法を加えることで、さらに高度なトレードを行うことができるようになります。
そのことにより、ストレスがなくエントリーをじっくり待つことができるようになります。
私のトレード手順は、以下のようになります。
STEP1|『メソッドW』と『CTP』でトレードする環境・トレードポイント・トレードする通貨ペアを限定化します
STEP2|補助的手法により、エントリーポイントをさらに明確化にします。(かなりピンポイント)
STEP3|プライスアラートを待つだけ
このようなトレードを行えるようになります。
もちろん、この補助的手法を利用するか否かは任意です。
少しチャート設定から内容がずれましたが、次の章より本題の『ロジックW』を解説していきます。
チャート設定の解説は以上になります。
それでは、次のセクションへお進みください。