第3章|チャート設定

それでは、このセクションではチャート設定について解説します。

実は、チャート設定については、CTP(CandleTrend PRO)の[第4章|チャート設定]で、ほとんど解説をしております。

CTPのチャート設定がお済みではない方

CTPのチャート設定がお済みではない方は、CTPの[第4章|チャート設定]を参考にチャート設定を終わらせてから、このセクションをお読みください。

すでにチャート設定済みの方

すでにチャート設定済みの方は、CTPのチャートをご用意して頂き、このセクションをお読みください。

ロジックWのチャート設定

『メソッドW』では、CTPのチャートに合計3つのインジケーターを設置します。

ひとつは、肝となるインジケーターです。
残りふたつは、補助的に設置します。
(※補助的なインジケーターは、必須ではありません。)

先に、追加するインジケーターをまとめておきます。

① ボリンジャーバンド(必須)
② 4本値インジケーター(任意)
③ ハーモニックインジケーター(任意)

それでは、さっそく解説をしていきます。

CTPのチャート設定の確認

まずは、CTPのチャート設定の確認をしておきます。

CTPのチャート設定

  • 3-3DMA
  • 7-5DMA
  • 36SMA
  • 160EMA
  • 20EMA
  • Bands20
  • (800EMA)任意

すこし、チャートがご茶着きますので、800EMAは任意とします。

① ボリンジャーバンド(必須)

『メソッドW』で利用する必須インジケーターは、もちろん『ボリンジャーバンド』です。

ボリンジャーバンドの期間設定は基本的に[20]の[2σ]のみ表示してください。

私の場合、個人的に期間設定[36]も好みで表示しております。こちらは、任意になります。

利用するボリンジャーバンド

利用するボリンジャーバンドの期間=20(任意=36)

追加するボリンジャーバンドのバンド=2σのみ

こちらが、私が利用しているチャート設定になります。

② 4本値インジケーター(任意)

次は、4本値インジケーターです。

先日・先週・先月などの4本値を表示させてくれる便利なインジケーターがあります。

私もオリジナルで制作しようと思いましたが、フリーインジケーターがたくさんネットに落ちていますので、そちらをご利用ください。

この4本値インジケーターに指定はございません。

なぜ、4本値インジケーターを表示するのか、ここで簡単に説明をしておきたいと思います。

Twitterでも、リアルトレードを少しご紹介しておりますが、私は、エントリーポイントの根拠に4本値をよく利用しています。

CTPでも少し触れていますが、短期スイングであれば月足・週足などの4本値は、反転ポイントとしてかなり使えます。

デイトレードでも、日足・週足の4本値はかなり効いています。

先行指標はいろいろありますが、今までいろいろ試してきた中で、シンプルかつ効果的なものを3つピックアップしておきます。

私が利用する先行指標

■ 月足4本値

■ フィボナッチリトレースメント・エクスパンション

(※デイトレード以下でトレードされている方は、日足・週足の4本値)

一般的に、4本値も時間足が大きいほど注目され機能します。

私の場合、短期スイングを中心にトレードを行っておりますので、月足の4本値のみを表示しています。

それでは、確認してみましょう。

表示しているのは、日足チャートです。

赤いラインが前月の月足4本値です。

綺麗に意識されているのがおわかりいただけるでしょうか。

もちろん、抵抗はいつかは抜かれるものですので、まったく意識されないものもあります。

しかし、ローソク足は世界中のトレーダーがみています。

もちろん、ローソク足の4本値も多少の誤差はあれど万国共通です。

私は、手法にプラスαで、この4本値をエントリー根拠として利用しています。

それによって、エントリーポイントがさらに強化されます。

③ ハーモニックインジケーター(任意)

最後に、ハーモニックインジケーターです。

こちらも任意です。

そもそもハーモニックパターンを利用しようと思われない方は必要ありません。

ただ、エントリーの根拠を探すうえで、先行指標の材料が欲しいとお思いの方であれば、私はハーモニックパターンやフィボナッチの手法をお勧めします。

具体的には、以下の手法です。

オススメ先行指標の手法

■ ハーモニックパターン(ベーシック)

■ ディナポリ手法(アグリーメント)(コンフルエンス)

上記の補助的な手法については、第5章で解説しております。

なぜ、この手法をオススメするかというと、先行指標を利用した手法だからです。

先行指標の手法は、先に(未来に)強い抵抗を割り出し、あとは待つだけという強みがあります。

【第5章ー①|補助的手法】でもご紹介しますが、『メソッドW』は補助的手法を加えることで、さらに高度なトレードを行うことができるようになります。

そのことにより、ストレスがなくエントリーをじっくり待つことができるようになります。

私のトレード手順は、以下のようになります。

STEP1|『メソッドW』と『CTP』でトレードする環境・トレードポイント・トレードする通貨ペアを限定化します

STEP2|補助的手法により、エントリーポイントをさらに明確化にします。(かなりピンポイント)

STEP3|プライスアラートを待つだけ

このようなトレードを行えるようになります。

もちろん、この補助的手法を利用するか否かは任意です。

少しチャート設定から内容がずれましたが、次の章より本題の『ロジックW』を解説していきます。

チャート設定の解説は以上になります。

それでは、次のセクションへお進みください。

⇒ 【第4章|BWロジック】