次は、[BW+CTP]パターンの解説です。
[BW+CTP]パターンとは、CTPのロジックを採用する場面のことです。
BWロジックもCTPロジックも既に学習済ですが、このセクションでは、時系列を意識して読み進めてください。
[BW+CTP]パターンをどのような相場、どのような場面で適用するのかフローチャートを確認しながら解説を進めていきます。
【重要】BWロジックとCTPをマスターする最大のメリット
BWロジックとCTPを同時に運用することで、トレンド相場は、切り取り放題になります!
エントリーチャンスがかなり増えるということです。
メモ
これより、[BW+CTP]パターンを解説しますが、このセクションでの解説は、
[日足][4時足][1時間足]
の時間足を利用したトレードで解説を進めます。
もしも、異なった時間足を利用する場合は、それぞれ適切な時間足をご利用ください。
フローチャートで[BW+CTP]パターンを確認
まずは、フローチャートで手順を確認します。
以下のフローチャートをご覧ください。
[BW+CTP]パターン
STEP1|上位足 ⇒ BW
STEP2|基準足 ⇒ BWではないが、上位足と同方向のスイング
STEP3|下位足 ⇒ 押し戻り& エントリー
ポイントは、STEP2です!
STEP2で基準足がBWであれば、WBWパターンです。
STEP2で基準足が、BWではないが、上位足と同方向のスイングであれば、[BW+CTP]パターンになります。
スイングはキャンドルウェーブ
ここでいうスイングは、CTPのキャンドルウェーブで引いたスイングになります。
キャンドルウェーブ(スイング)の取り方は、CTPの[第3章|Candle-wave]で解説しています。
忘れた方は読み返してください。
フローチャートを見ながら手順を確認
STEP1|上位足でBWを確認する
それでは、再度、フローチャートと実際のチャートを見ながら確認していきましょう。
まずは、フローチャートです。
上位足でBWを確認します。
それでは、実際のチャートを確認してみましょう。
まずは、日足がBWということが確認できました。
STEP2|基準足がBWではないが、上位足と同方向のスイングであることを確認する
フローチャートと実際のチャートを見ながら確認していきましょう。
まずは、フローチャートです。
上位足がBW中であることを確認しました。
次は基準足の分析です。
『基準足で押し戻り中』であるか否かを確認します。
『基準足で押し戻り中』であれば、BWロジック。
『基準足で押し戻り中』ではなければ、『WBWパターン』or『WBW+CTPパターン』になります。
基準足がBW中であれば、WBWパターン。
基準足がBWではないが、上位足と同方向のスイング(キャンドルウェーブ)であれば、[WBW+CTPパターン]になります。
実際のチャートで確認してみましょう。
基準足である4時間足です。
赤いラインが現在地です。
基準足の4時間足もBWではないのは明白です。
しかし、4時間足はBWではないですが、キャンドルウェーブは売り方向です。
このように
上位足 ⇒ BW
基準足 ⇒ BWではないが、上位足と同方向のキャンドルウェーブ
このパターンが
[BW+CTP]パターンです。
基準足のスイングはキャンドルウェーブ
ここでいう基準足のスイングは、CTPのキャンドルウェーブで引いたスイングになります。
キャンドルウェーブ(スイング)の取り方は、CTPの[第3章|Candle-wave]で解説しています。
忘れた方は読み返してください。
赤線は、日足BW中で4時間足でエントリーできなかった。または見逃した。
そんな時に、CTPロジックに切り替えて下位足である1時間足でエントリーポイントを探していきます。
このようにBWロジックとCTPを同時運用することで、トレンドを切り取りまくれるようになります。
STEP3|下位足で押し戻りを確認しエントリーする。
[BW+CTP]パターンが確定しているので、下位足で戻りを待って、エントリーの準備をしていきます。
実際のチャートで確認してみましょう。
下位足である1時間足です。
赤いラインが現在地です。
下位足(1時間足)を確認すると、3DMAが7DMAをゴールデンクロスしています。
つまり、現在は、『戻りの調整中』ということになります。
戻りの上限もしっかり確認しておきましょう。
このタイミングでエントリーサインが出現すれば、『エントリー』です。
今回はInsideBar(インサイドバー)が出現したので、エントリーできますね。
押し戻りゾーンについて
押し戻りゾーンについては、CTPで何度もレクチャーしています。
押し戻りゾーンについて忘れた方は、CandleTrendPROの第5章|3つのロジック[基本ルール]
を再度、読み込んでください。
以上が、[BW+CTP]パターンの解説です。
メソッドWの学習お疲れさまでした。
以上で、メソッドWの手法の解説は終わりになります。
次のセクションで、今までの内容を動画にしています。
復習の意味でも、テキストを併用しながら何度も見直して頂きたいと思っています。
また、CTPの手法があいまいな方は、この際にCTPロジックも復習してください。
それでは、次のセクションで動画講義をごらんください。